トリプルワイドIHコンロでエラーU04が点灯したので分解掃除してみた

2023年7月25日火曜日

なんでもDIY

t f B! P L

 先日からパナソニック・トリプルワイドIHコンロの右側火力を5以上にすると、しばらくしてエラーコード”U04(本体内部の温度上昇)"が点灯してヒーターが切れ、再起動しても火力4までしか使えない状態になりました。

あかん!
これ以上火力(電力?)をつよできひんねん!

コーテマウンジャーが使っている時に”U04”が点灯したので、何かおかしなことをして壊したのか?
定番のいつもの”そろそろ買い替えなはれサイン”か?

一旦電源を切れば使えるので、電源オンで”5”から直ぐに”4”にして、このコンロだけ”4”までで使う事にしましたが・・・

このコンロでは火力が弱く大鍋に入れた水が沸騰しないので”うどんもパスタも茹でられへんやん!”何とかしてとコーテマウンジャーから口撃の嵐。

エアコンと違い毎日365日休みなく常温から急速に高温に加熱という、厳しい条件下で働いているので、もうそろそろ基板の寿命なのかと?思いましたが・・・

火力4では問題なく使える為、高温によるセーブモード?で動作しているかもしれないので基盤は大丈夫かも?

トリプルワイドHコンロの新規入れ替えは、パナソニックしか作ってない為に冷蔵庫以上の金額となり、お財布にメチャメチャ厳しい。

この”U04”は”U"が付くのでほぼユーザー側で対処出来るエラーとなり(基盤不良もあります)、取扱説明書には”排気口の点検をする(目の前に見える排気口より一番汚れる吸気側はどないすんねん?と疑問がわきましたが...)”とあったので排気ダクトカバーを外して覗いてみましたが、時々掃除しているのでホコリも詰まっておらずきれいで問題無さそう。

吸気側についてはどうするのか?という説明が一切がありませんので、ユーザーは触らずにトットとサービスを呼べと言うことなのでしょう。

以前エアコンの室内機が水漏れした時に、メーカーHPで困った時を検索すると、ドレンホースの点検くらいしか記載されていなかったのを思い出しました。

パナソニック・エアコン室内機の右側から水漏れした 特殊具取付けで治った

↑ここから吸うんやね!

どうやら前面の操作パネルの隙間が吸気口になっているようで、吸い込み側はどうかな?と前面操作パネルの狭い隙間から懐中電灯で除くと、パンチングパネルのような物の表面にホコリがビッシリ付着しているのを確認したので、200Vのでっかいコンセントプラグを抜いて操作パネルを外そうとすると...

この操作パネルのストッパー?を外せばパネルが前に引き出せそうですが、このネジを外すとこの金具が落下しそうだし、左右にあるラッチがどうなっているのか判りませんので壊しそうで不安。


そこで操作パネル下にパネルを支えるL字金具があったので、ドキドキしながら左右金具の6本のネジを外すと、ガッコンと落ちて操作パネルを下に外せました。

*画像中央に見える丸いメクラボタンの中にねじがありそうなので、ここからアクセスしてもいけそう・・・←通常の作業手順としてはL字金具脱着するよりこっちが正解かも?
*重いので落下に注意!触るな危険!自己責任で!
この分解方法が正解なのか判りません。


危ないので分解してはいけません!

これやん!

操作パネルを外すと、制御基板のケースの空気取り入れ口に油の混じったホコリが、
↑掃除をさぼったトイレの換気扇の様に、ビッシリ付着しており内部基盤の冷却が出来そうもないので、これがエラーの原因みたい。

操作パネルに刺さっているケーブルを抜こうとしたらコネクタの抜き方がわからず、仕方なくケーブルに負荷がかからない様にこのまま作業します。

こらあかん、吸わへんわ(吸い込みません)!

3口のうちでどうしても右側が一番よく使う為ホコリを吸い込む量も多く、ほぼ吸気口の穴を塞いでいますので、冷却ファンがブンブン回っても冷えずに内部温度が上がり、本体回路を保護する為にIHヒーター電源を切るみたい。
これを見ると現状エラーU04が点灯していなくても、数年に一度定期的な内部の掃除は必要かと思われます。


こっちも。
真ん中使用時はエラーは出ませんでしたが、時間の問題。

ここも。
天ぷら鍋専用の左側も真ん中と同じ様な埃の付着で、こちらもエラー”U04”が出るのは時間の問題。



中のヒートシンクのホコリも気になりますが、上部本体周りのコーキングを全て切らないと本体が抜けそうも無いので、取り敢えず掃除機で表面の埃を吸い取ります。

スッキリ! 高かったんやから、まだまだ頑張れ!
お手頃家具にある圧縮ボードみたいな裏側は悲しくなるので、見なかった事にして元に戻します。

・”U04エラー”は吸気口の掃除だけで治る(と思う)。
・今まで使えなかった最大出力の火力7にしてもエラーが出る事も無く調子が良く、コーテマウンジャーの機嫌がいい。
週2〜3とヘビロテで出てくる家計のミカタ、我が家の主食うどんもフルパワーで茹でることが出来る。

・操作パネルベースがかなり重たいですが、ネジ6本外すだけでお手入れ出来る。
   ↑自己責任で!
・通風が良くなったせいか?以前より同じ火力でも、火力が1段アップしたような気がします。

・修理代(部品交換無しの分解掃除)1万数千円の節約になったと思う(知らんけど)。
部品交換を伴わなくても物価高で出張費、一番高い人件費の工賃も高くなっているので、かなり節約出来たと思う。

・排気側の点検は簡単でも、まず先に詰まりそうな吸気側の分解掃除がちょっと面倒。
吸気口の穴の汚れ具合から定期的に掃除する必要がありそうなので、簡単に操作パネルが外せるとか、エアコンの様にユーザーが前面から簡単に取り外して掃除出来るフィルターの様な物があれば便利なのに...
新しい商品だったので仕方がないのかも?

・カウンターキッチンあるあるだと思いますが、パネル表面は高級感があっても、分解すると...
この金額なのにこんなのか、3割4割引き当たり前の秘密に関係あるのかも(知らんけど)...
と見なかった(知らなかった)方が良かったと思う事が多々ある。

・ユーザー側で対処出来ない(させたくない、させない、するな)場合でも、取説に”内部の吸気口側が詰まっている可能性がありますので修理依頼下さい”とかいう表記も欲しいです。
↑ こんな記載をするとオッサンのように分解したくなる人がいるので絶対書けないでしょうけど...

*200V&大きい&重いのトリプル危険ですので、同じ事を真似して何かあっても自己責任で御願いします。

ご安全に!

*あくまで個人の感想です。








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