以前から洋服ダンスを開けるときギーギー鳴いていたのですが、先日開けると扉が少し傾いています。
扉の取り付け部の丁番をよく見ると割れています ( ゚д゚)
割れた丁番の受け側を取り外してみると、下がった扉の開閉でヒンジ部と擦れて穴も開いています。
その下の受け側も割れていました(スチール製じゃ無いので割れます)。
蝶番を見ると扉が重いので4個とも僅かに傾いています。
これは商品名・スライド丁番(ずっと蝶番だと思っていたら今は丁番というらしい)と言い、カップ径とかぶせ?キャッチ付きか無しか?の3点を確認する必要があります。
カップの取り付け部の穴のサイズが色々あるらしく、計って見ると35mm。
”キャッチ付き”か”無し”どちらか?
丁番の裏を見ると板バネがあり開閉時にコックンコックンするのでこれは”キャッチ付き”です。
次によく判らない”全かぶせ”、”半かぶせ”、”インセット”。
インセットは形が違うのですぐに判りますが、”全”と”半”の違いがイマイチ判りません。
初めて知った”かぶせ”が判らなかったので調べると、扉を閉めた時に側板が見えるかどうかで、我が家のタンスを見ると側板が1cmほど見えますが・・・
これは、”半かぶせ”なの?
でも丁番のまっすぐな形はどう見ても”全かぶせ”の様に見えるけど?
いろんなサイトを見ていると、どうやら丁番の形がヒンジの部分がストレートで膨らんで無いものは”全かぶせ”らしく
我が家のタンスの丁番は・・・
カップ径 → 35mm
かぶせ → 全かぶせ(多分)
キャッチ付きか無か? → キャッチ付き
で決まり。
近所のホームセンターコーナンで現物合わせをして見ると、取り付け穴の位置が同じ、丁番の高さが同じ、多分”全かぶせ”だと思うので税別¥378/個で4個購入。
意外と安いので中国製かと思ったら家具用金具で有名なオーストリア・ブルム社製です。
パッケージの裏に”1個だけが壊れた場合でもその扉についている全ての丁番を取り替えてください”と書いてあったので2個だけでも良いかなと思いましたが、安いものなので4個購入しました。
もし合わなくても開封していなければ残りは返品できます。
取り付けにはプラスドライバー、マイナスドライバー(カップを取り外すのに抉る必要があります)があれば簡単にできますが、側板側の穴の位置が違っていましたので手回しでは難しいので電動ドライバーでねじ込みました。
見た目はほとんど同じですが、左側の取り付け穴の位置が微妙にずれていますが、穴を少しずらせばいけそうです。
調整用のネジ部分がこの様にまっすぐなら”全かぶせ”タイプで合う様です。
イマイチ理解できなかった”かぶせ”ですが台紙で計測してみると・・・
ネジ止めする面が直角になる様に調整ネジを回してこの様に当てます(この台紙の使い方を理解するのに時間がかかったのは内緒です、10cm程の台紙にいろんな情報を載せるので大変なのは判りますが、”かぶせ”という言葉でいっぱいいっぱいなので誰でも簡単に理解できる説明にして欲しいと思うのは私だけ?)。
間違いなく”全かぶせ”です ヽ(*^^*)ノ
これで重たい扉を支えられるかちょっと心配・・・でもよくできた構造です。
右側の受けを止める穴が縦長穴なので微調整はしやすいけど2個しか無いのでずれないか気になります。
ヒンジ部分は元のものより強度が若干落ちる様な気がします。
取り付けはワンタッチで着脱できるレバーがあるので、以前のものよりは取り付けは楽です。
即いた側の取り付けネジは以前のものは3本でしたが、今度のは2本留めなので暫くすると、ずれて扉が下がってきそうな気がしますが、意外とガタもなくしっかり止まっています。
扉が長くて重く取り付けが簡単なワンタッチ式の丁番では無い為、引越しの時一度扉を外して再度4個の丁番を合わせるに二人で苦労しましたので、今回は扉を外さず1個外して1個新しい物に交換するという方法で行いました。
交換した古い丁番の受け側の2個は使えませんが、後の2個は他の扉の丁番が壊れた時にそのまま使えますので保管しておきます。
古いものに付いていたかぶせ調整用のビスですが、特殊な形状なので緩んだりしてなくすと二度と手に入らないと思われますので、タンスに隅に転がっていても絶対捨ててはいけません。
このスライド丁番ですが
◯:難しいと思った丁番交換ですが、丁番の選択(これが悩みます)さえ間違わなければ意外と簡単に交換できます。
家具屋さんにお願いすると二人作業で一万前後取られるかもしれません。
住宅用金物だけあり意外とお財布に優しいお値段。
基本は1個壊れたら全ての丁番を交換しないとダメな様ですが、我が家のこの全かぶせタイプは全ての丁番を交換せずとも、1個だけ新しいものに交換しても問題なく使えました(自己責任で)、1個だけ種類が違うのもあれなので結局全て交換しました。
△:”システムキッチン、洗面ユニット等に...”と書いてあったので、重いタンスの扉ではやはり受け側のビス留めが2箇所では扉が下がってきそうで、以前のネジ穴は使えませんがビス穴4個のもう少し大きな丁番の方が耐荷重がありそうで扉が下がりにくい様な気がします。
・丁番が4個ある様な重い扉の場合は一度扉を外してしまうと、4個ある丁番を合わすのが大変難しく、二人以上で作業しないと危ないです。
*個人の感想です。
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