老眼のためスピードメーターが見難いので今流行りのヘッドアップディスプレイ(HUD)が欲しくなり調べて見ると、カーナビ純正品HUDは低価格なナビが買える程します。
トンネル内でも動作するOBDIIタイプはバッテリー上がりの問題と、目的外使用のこのようなもの接続しないほうが良いと聞いたのでGPSタイプで探します。
いつものAliさん(アリさん:引っ越し屋さんではなくAliExpressです)でガラスパネルに投影させるタイプのHUDが¥7,000程からありますが,
本当に”ただのガラス”だと、もしなんかあった時を考えると心配です。
そこで安価で安全?なフロントガラス投影タイプにします。
反射フィルムなしだと二重映りはしますがGPS投影タイプで探すと、Aliさんにも似たようなものがありましたが、為替&到着日数を考えるとAmazonの方がお安いので、とりあえずお試しにポチッと。
低価格でも箱は立派。
今時の商品なので梱包も大丈夫。
本体、電源コード、反射フィルム、説明書。
反射フィルムを貼るのが前提なので大手カー用品店で取り扱うのは難しそうです・・・
側面に運転速度オーバースイッチと時速補正用のダイヤルがあります。
被覆が固めの電源コードなので曲がったクセがあり、露出配線だと綺麗に這わすのが難しいです。
使わない方がいいかも?
本体を置いておく為のまるでガムのような”ものすごくネチョネチョする”滑り止めマットですが、高温の車内で溶けてしまいそうな材質で夏は大丈夫なんでしょうか?
もしダッシュボード上でドロドロに溶けたらどうする?
どうも嫌な予感がしたので、これは使わず位置を変えれるようにマジックテープで固定しました。
反射フィルムを使わない時は本体を出来るだけフロントガラスの根元?生え際?に近づけて置くと二重映りが気持ち少なくなる(気にならない)ように思います。
◯
・ただの黒い四角い箱で高級感はないですが、3千円程でこの性能ならコスパは良い。
安いけどAmazonで評価がいいのも納得です。
・反射フィルム無しでの使用なのでフロントガラスに二重映りして決して見やすいとは言えませんが、老眼には嬉しい大きな数字で視線を大きくそらすことなく速度確認が出来ます(*トンネル内は除く)。
・時速校正(デフォルトでは車のスピードメーターのように数キロ多めに表示します)は必要ですが電源を差し込むだけで直ぐに使えます。
当方では50km/hくらいなら、ほぼ車の速度計と同じくらいで、レーダー探知機の速度計よりプラス3km/hで表示されていました。
・任意の速度に速度オーバービープ音を設定することができます。
デフォルトでは70km/hになるとピーピー鳴りました(70km/hをキープしているとピーピー鳴りっぱなしなので五月蝿いです)。
・日本向けに(ちょっと変な)日本語の説明書が付いてます(反射フィルム貼り付けによる車検の件には触れられていません)。
・グリーンの文字はどうかと思いましたが、グリーンのおかげで昼間でも見易いです。夜間は目立ってよく判ります。
・反射フィルムを貼るとくっきり綺麗に見えますが(車外から見るとフィルムが目立ちます)、車検の問題と万が一検問等で指摘されても困る為貼ってないので二重に見えますが、常時見ているわけではないので慣れればそれほど気になりません。
・夜間は明るい日中よりグリーンの数字がはっきりして見やすいです。
・GPSなのでOBDⅡ接続でみかける不具合やバッテリー上がりの心配がありません。
・本体1年保証。
・12V,24V対応。
△
・滑り止めマットは粘着力がありすぎて、炎天下の車内に置いておくと大変なことになりそうなので使わないほうがいいかも・・・
・電源コードの被覆が硬いので、綺麗に収まらずどうしてもクセが出て見た目が良くないです。
・HUDを知らない人が車外から見ると常時緑色の何やら文字のようなものが光って何だこれ?
という感じがします。
・GPSなのでトンネルに入ると0km/hになってしまいます。
・レーダー探知機のスピード表示より若干遅れます。
・可視光線透過率が70%以上ないと思われる反射フィルムをフロントガラスに貼ると・・・
車検が通りません(フィルムは簡単に剥がせます)。
サイン会に呼ばれた時にオプションを追加されたり、シートベルトを確認している際に呼ばれたりする可能性がゼロではない。
バブルの頃の車のように車外から見るとミラーフイルムを貼っているのが、遠くからでもよくわかります。
反射フィルムの部分だけスモークがかかったようで違和感があり前方が見難くなります。
・GPS信号の捕捉をするのがレーダー探知機より数十秒遅いですが問題なく使えます。
・電源コードの差込が手前に見えるのが残念。
・電源コードがレーダー探知機よりも短いので取り付け場所を選びます。
・夏場の炎天下の直射日光には相当厳しそうな気がするので、駐車時のサンシェードは必需品かと思います。
・本体がかなり熱くなります。
2019年7月追記
炎天下にサンシェードをして20分ほど駐車して、エンジンをかけたら”0”表示のままフリーズしてしまい、数十分走って車内温度が冷えた頃に、エンジンを切って再始動すると元どおりになりました。
*あくまで個人の感想です。
2019年4月追記
3ヶ月ほど経った頃から乗車後しばらくすると、熱のために表面のカバーの隅が少し浮き上がってくるようになりました。
先日かなり浮き上がっているのに気がつき外して再接着しました。
端の接着面が本当に少なくかなり熱くなるので、浮き上がるのは時間の問題のようです。
ただ、冷えると浮いていたパネルが何事もなかったように綺麗に元に戻ります。
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