三菱冷蔵庫の製氷皿を修理した

2020年8月8日土曜日

なんでもDIY 家電製品

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 製氷皿が割れて一枚氷ができる実家の三菱冷蔵庫ですが

→ 三菱冷蔵庫で一枚氷・・・製氷皿が割れていた!

百均の製氷皿で氷を作るのも面倒なので修理する事にしました。

近所の家電量販店で製氷皿を部品発注して(*分解を伴うので部品注文出来ないお店もあるようですが、このお店では部品注文できました)、数日後部品が届いたので修理します。

この製氷皿割れについてはまだ無償修理対応になっているのかどうかは知りませんが、嬉しい事に部品代は¥0でした(←という事はまだ無償修理対応してくれるのかも?知らんけど)。

こんなに古い冷蔵庫なのにありがとう三菱電機!

*今回部品代は無料でしたが決して無償修理を保証する物ではありません、部品代及び修理代金については修理受付時にお尋ね下さい。

正確な部品名は判らないので冷蔵庫型番を伝えて”製氷皿”で注文しましたが、三菱電機では”セイヒョウコーナーサラセト(小さい”ョ”、”ッ”じゃないのね)”と言うようです。
*この当時のセイヒヨウコーナーサラセツトは機種により違い、2種類程ある様なので部品型番を間違わない様に注意が必要です。
適用部品は冷蔵庫型番で検索すると見つかります。

新しい製氷コーナー・皿セット。
割れた青い製氷皿だけ入っているのかと思ったら、”製氷皿”だけではなく製氷皿をセットする枠・製氷コーナーもセットになっており、詳しい取付説明書(写真がメチャメチャ見難いけど)も付いています。

安全の為、コンセントを抜いて作業にかかります。

分解はプラスドライバー1本あれば簡単に出来ます。

まず製氷室と冷凍室の間にある真ん中の仕切りを外して、コネクタを外してから製氷器の奥にある爪を押さえて製氷ユニットを引っ張り出します。

電線の取り回し方やシーリングテープ(貼り直し不可の一発勝負なので)を留める場所を間違えないように、スマホで撮影した後分解します。


分解は特に難しくないのですが、サーミスターカバーの突起を折らないように注意しながら外します。


製氷皿からサーミスター(サーミスターカバーの爪は折れやすいです)とヒーターを取り外します。



製氷コーナーから製氷皿を外したら、ギアBOXを壊さないように優しく外します。

新しい製氷皿は見た目は交換する前の物と特に変わらないような気がしますが、どうなんでしょうか?
後は取付説明書を読みながら元のように組み立てます。

無事元に戻せました。
製氷ユニットを元に戻したら、操作パネルのボタンを押し製氷皿を回転させて動作確認します。
ケーブルが引っかかる事もなく動き、問題無さそうなので、製氷室と切替室の仕切り版を元に戻して修理完了。
翌日無事氷が出来てました。


交換した部品。

製氷コーナーは交換しなくても大丈夫なのでは?と思ったらギアBOXを留める爪が白く変色し、折れかけてたのでやはり交換した方が良さそうです。
こんな事もあるので製氷皿周りの部品が全部セットになっているみたい(知らんけど)。


取り外した製氷皿を見てみると・・・
また割れた製氷皿。
ここが割れているので給水時に水漏れして大きな一枚氷ができます。
製氷皿が回転して製氷コーナーの角に当たる事により製氷皿を捻り、氷を製氷室に落としますが、常にストレスの掛かるこの角部分が、素材の問題なのか?経年劣化により割れるようです。
ネットで検索すると製氷皿が割れずに製氷コーナー側が割れる事例もありました。


・10数年前のメッチャ古い冷蔵庫なのに、まだ部品供給がある事に感謝!
・修理依頼すると¥15,000前後かかるみたいですが、部品代が¥0で自分で修理したので0円修理。

・製氷ユニットが見え難い奥の方にあるので交換は難しそうですが、同梱の説明書を見ながらゆっくりやっても20分程で交換できました。

*爪を折らない様に注意が必要です。

・交換部品には爪が緩くなっているコネクタカバーの為に新品が同梱されており、シーリングテープ、ビニール手袋まで付いてます。

・製氷皿の交換はメーカー無償修理2回と合わせて3回目ですが(ググってみるとこの当時の冷蔵庫の製氷皿割れはメジャーな不具合らしく4、5年で割れるのでこの製氷皿は消耗品だと思っています)個人的には”エアコンと冷蔵庫”には力が入っていると思う三菱電機なので、巷では長寿命と言われている冷蔵庫本体は15年程使っているのに一度も故障がありません。我が家の冷蔵庫はピーシャだけど、この製氷皿の構造はあれでも未だに本体は全く問題ないので、今度は三菱冷蔵庫にしたくなりました。

・凍ってカチカチになった製氷皿をグィッとねじっているモーターユニットは、かなり厳しい条件の中で動いているのにも関わらず、一度も壊れないので耐久性はかなり良いと思います。


・小さな爪を折らないように注意が必要。

・一家に一巻き欲しい高そうな強力粘着力のシーリングテープの貼り付けは、貼り直しのきかない一発勝負なので失敗は許されません。

・取付説明書は付属していましたが、コピーの為(コピーのコピーみたいな感じ)写真が非常に見難いので初めてだとかなり戸惑うかもしれません。

・ケーブルの取り回しに注意!

*あくまで個人の感想です。

*同じことを真似して何かあっても自己責任でお願いします。

ちなみに我が家の10年程になるピーシャの冷蔵庫は2度修理していますが、製氷皿はまだ一度も割れてません。

もし製氷皿が割れても、この製氷皿だと分解しなくてもユーザ側で簡単に交換できます。

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