屋外のドレンホースを見てみるとホースの先から水が一滴も出ていません (;゚д゚)ェ…
室内機のドレンパン辺りを懐中電灯で覗くと、ホコリが排水穴に溜まっているような感じは無かったので、どうやら排水経路の中に
虫か?ゴミ?
何かが詰まってホースの先から出てくるはずの水を塞いでしまっているようです。
この症状で修理依頼すると手動式吸引ポンプでシュポシュポとスッポンしてもらって、出張費+技術料で5千円〜7千円程はかかるみたいです。
部品交換は無くても洗濯機の排水ホース周りの詰まりのように、それなりの料金がかかります。
ネットで検索すると、ダメ元で二千円弱で売られているドレンホース吸引ポンプで排水ホースの先からスッポンと吸引するのが一番手っ取り早くて確実に解決できそうです。
が・・・
この吸引ポンプを買っても、この先使う事もなさそうなので、出来るだけお金をかけずに家にあるもので何とかならないかと考えると・・・
1.口で吸う・・・昔、ガス欠になったバイクに友人のタンクからホースで吸ってガソリンを入れたことはあるので、エアコンの水くらいなら吸い込んでも大丈夫そうですが、口の中に虫が飛び込んできても嫌だし、何年も屋外にあったホースの中は・・・、それ以前に若くはないので吸い込む肺活量が全然足りません。
2.灯油ポンプで吸う・・・石油ストーブがないので灯油ポンプが無く、百均に買いに行くのも面倒。成功事例もあるようですが、今回はこんな小さなポンプで吸えるかどうか判りません。
3.掃除機で吸う・・・これが一番楽そうです。が、モーターに水が入ると故障します。
そこで通販番組で見かけた水も吸える掃除機をヒントに、掃除機に取り付ける吸引用アタッチメントを作りました。
用意するもの。
●”丈夫そうな”ペットボトル2本・・・今回は500ml(出来れば1.000mlが良かったのですが無かったので)と350ml.。
*手で簡単につぶしやすいというペットボトルは掃除機の吸引力に負けて簡単に変形しますので使えません。
●梱包用のテープ・・・肌色のガムテープより透明テープの方が、サイクロン式掃除機のようにペットボトルに吸い込んだ水を確認し易いのでおすすめです。
●養生テープ・・・あれば便利。
●カッター・・・ペットボトルに穴を開けます。
●掃除機・・・最悪の場合を考えて、古くて捨てようかと思っていた壊れても良いものがベスト。高級掃除機や保証期間中の掃除機は絶対使わないで下さい。
簡易型吸引アタッチメント”吸う太郎”。
カッターで切り込みを入れて、2本のペットボトルを合体させ隙間がないように適当にテープでグルグル巻きにします。
ペットボトルをバキバキいわせながら工作していたら、アポロ13号の映画を思い出しました。
向こうはダクトテープだったような気がしますが、こっちは透明テープ。
完成後、掃除機をつないでテストすると、350mlのペットボトルが見事にペッチャンコに潰れたので、潰れないようにサプリメントの空きケース(赤矢印)の底をカットして中に入れて、掃除機の強力な吸引力でも潰れないようにしました。
数秒という短時間の吸引なら、赤矢印から吸い込んだ水が黄色線のようにダイレクトに掃除機に流れずに、青丸のところに溜まるはずです、上手くいけば (^▽^;)
掃除機側の差し込み口は、梱包用テープで巻くと差し込み口がベトベトになって汚れるので、ノリが残らない養生テープで吸い込み口を作り、手で押さえた時に空気が漏れないようにしました。
テープで掃除機の吸い込み口をくっつけてしまうと1段目のペットボトルから水が流れてきた時に、スイッチを切ってもしばらくモーターが回り、モータ内に水が入るかもしれないので、もしもの時は瞬時に吸い込み口を外せるように手で押さえます。
*炎天下での屋外作業のため画像はありません。
ペットボトルの先に排水ホースを差し込み口の周りをテープで塞ぎ掃除機の強モードで5秒ほど吸うと(長時間吸うと掃除機のモーター内に水が入ったり、モーターが加熱するので注意)、500mlのペットボトル側に水だけが吸い込まれましたので、虫が原因ではなかったようです。
”吸引アタッチメント・吸う太郎”を外して排水ホースの様子を見ると、問題なく排水されていますので修理?完了。
いつものように、排水ホースの先には虫が入り込まないように、この”ムシハイラーズ(結束バンド)”を差し込んでおきます。
注意:掃除機内に水が入ると故障の原因になりますので自己責任でお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿