トイレと寝室には パナソニックのワイヤレスコールを置いているのですが、お風呂に浸かっているときに気分が悪くなったりして溺れたら(意識が遠のく中で最後の力を振り絞って自力でボタンを押せるかどうかは別問題として)危ないと思い(浴室でヒートショック、熱中症等による死亡事故は少ない)、浴室にも発信器を付けることにしました。
家庭用で風呂場から呼び出しする機器だと、パナソニックの受信機とこの発信器の組み合わせしかないようです。
近所の家電量販店でも見たことがない(販売しているのを知らないだけかも)発信器です。
これは”つかる君”と名付けましたが、一度も使うことが無い事を祈ります。
個人的には信頼しているパナソニック電工の製品です。
本体とホルダー、壁取付用の小さな両面テープと木ネジが付属しています。
単四電池2本を使用します。
ディップスイッチで4種類の周波数を選べます。
意外と電波が飛ぶので、高齢化が進み住宅密集地で隣近所が同じものを設置しだしたら周波数が4チャンネルでは足りない日が来るかもしれません (^▽^;)
浴槽に落としても大丈夫なようにフタにはパッキンが付いています。
発信器の登録は受信機の横にある登録ボタンを押して発信器のボタンを押すだけと誰でも簡単にできます。
受信器は電工の流れを組む為、各部のボタン表示の説明が大きな日本語表示で、このようにとっても分かり易いです。
ホルダーの取付場所に悩みましたが、とりあえず浴槽横の手が届くであろうと思われる壁面に取り付けて見ました。
もし浴槽に沈み込んだらこの位置では押せないかもしれません・・・(^▽^;)
高齢化社会に向けて浴室内で1分動かなかったら自動で受信機に警報するとかいう”動体センサー付浴室発信器”が欲しいです。
が・・・
技術的には可能でも諸事情で難しそうな気がしますが、ぜひ開発して頂きたいです。
付属の小さな両面テープはとっても頼りなさそうに見えましたが、さすが3M製がっちり付いてます。
受信機はナショナル時代のECE1601。
この受信機はロングセラーモデルのようで、現行モデルは同じ商品でも末尾にPが付いてECE1601Pになってます。
お風呂から発信器のボタンを押すと、大きな音とともにこんな感じにランプが光ります。
◯
・電池寿命は単四電池2本で1日10回使用で1年ほど持つようです。
他の発信器は1年以上使っていますが、未だに電池交換していませんので電池の持ちはかなり良いようです。
これならもし浴槽にチャッポンしたとしても大丈夫です。
*故障の原因になるので浴槽に浮かべてはいけません。
・IPX7の防水性能なので、”フタさえしっかり締めておけば”浴槽への水没位では本体内に水は入らないと思われます。
・無線通信機器というとなんだか設定が難しそうですが、このシリーズの発信器のセットアップは簡単にできます、これなら機械の苦手な人でも説明書を読めばなんとか出来そうです。
・送信出力は1mWととっても少ないですが、電波は障害物のないところで見通し距離約40m飛ぶので、豪邸でもない限りどこからでも(お隣からでも?)使えます。防水仕様のため屋外の玄関周りでも呼出用に使えます。
驚くことに自宅駐車場の車の中からでも送信できましたので、浴室用以外にいろんな使い方ができそうです。
驚くことに自宅駐車場の車の中からでも送信できましたので、浴室用以外にいろんな使い方ができそうです。
命に関わるケースもあるので、高機能よりとにかく壊れず長く安心して使えるのが一番です。
・他のリモコンと違いボタンを押した時に赤いランプが点くので押したことを確認できます。
・電工時代の製品なのだからかどうか知りませんが、シニア層には安心できる日本製です。
・裏フタにヒモを通せる穴があるので、ヒモを通すとホルダーなしでもタオル掛け等に吊るしておけます。
△
・ボタンがちょっと硬く少し力がいるので高齢者にはちょっと押しにくいように思います。
・1年に一度くらいしか電池交換はしないと思いますが、フタに指がかかる突起のようなものがないので、手が滑りフタを開けるには結構な力が入ります。
・ボタンの真ん中に家電製品ではよく見かける小さな突起がある方がセンターが判りやすくて、間違いなくボタンを押せると思います。
・せっかくヒモ通し穴があるので、カビない緑色のヒモを付属して欲しいです。
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