先日ふとタイヤを見ると片側だけ空気が少なくパンクかと思いとりあえずガソリンスタンドでエアーを入れて数日様子を見ると、エアーは減って無いようなので、ただのエアー不足でした。
そんなこともあり最近巷で人気のTPMS(タイヤ空気圧監視システム)が欲しくなり調べてみると、高いと思っていたTPMSですが、意外と安くて¥4,000程からあります。
安くて某所でも評価が良さそうなものをいつものAliさんで探すと、バルブ一体型が¥3,500程からあり、ノーブランド品?外付けだけど白黒液晶よりも見易いカラー液晶、USBケーブル付で安かったので、どんなものかと試しにアリエクでポチッと。
10日ほどで大陸から届きました。
いつも思いますが、こういった電気物は通常の商品よりも数日早く届くような気がします。
ノーブランドですが、大陸製ブランドシールが貼ってあるものととってもよく似ているので製造元は同じなのかも?
充電のためにPCにUSBケーブルを挿して電源を入れると、数分センサーとペアリングして液晶画面に外気温が表示されました。
*センサーをエアバルブに取り付けてないので0.0表示のままで、この後しばらくすると空気圧不足の警告音が鳴ります。
別に買うと数百円程するマイクロUSBケーブル(ALiさんだと送料無料$1.00程で買えます)が付いているのが嬉しい。
ダッシュボード上に置いておけるように小さな粘着シートも付いてます。
以前買ったニコマクHUDに付属していたネチョネチョシートよりも使えます。
電池交換するときに使う専用工具は付いていませんが、付属の工具で外せます。
目立たないようにコンソールの下につけたいのでUSBケーブルを挿して、底面にAliさんで買った角度調整出来るブラケットを貼り付けます。
センサーの電池は簡単に交換できます。
一番気になるのはホイールバランスに影響するセンサーの重量なので量ってみると・・・
標準で元から付いている樹脂製バルブキャップを量ってみると1.0g。
ロックナットは1.8g。
ボタン電池が入っているのでセンサーは10.6gと結構あります。
ナットとセンサーで12.4gあり元の樹脂製バルブキャップの重量1.0gを引くと、エアバルブに装着前より+11.4gのウェイトが余分に乗っかることになります。
タイヤの専門家ではないのでこの+11.4gがたったこれだけなのか?こんなにあったらまずいのか?よく判りませんがホイールバランスは大丈夫なのか?
取り付ける前にガソリンスタンドでエアーを入れるのですが、最新のデジタル表示とはいえスタンドの空気入れは信用していないので、手持ちのタイヤゲージで四輪の空気圧を高めに調整してから、出来るだけエアー漏れしないように素早くセンサーを取り付けると、モニター画面の表示は前後左右ピッタリ合ってますので、センサーの精度はかなり良いようです。
空気圧が左右ピッタリ揃っていると気持ちがいいです。
ここで疑問が、ボディに貼ってある指定空気圧というのは、温度が何度の時に合わせればいいのか?
30分ほど走って確認すると、タイヤ温度の上昇に合わせて空気圧も上昇しているので正常に動作しているようです。
エンジン周りの排熱の関係でしょうか?
センサーの誤差なのか?
右前だけタイヤ周囲温度が2度程高いです。
ステアリングの振動等は一般道では全く気になりませんが、さすがにこれだけの重量があるのでホイールバランスをきっちりとらないと、100km/h越えるとステアリング周りに少なからず影響が出そうな気がします。
ロック用スパナの使用時に手が滑ってホイールに傷を付けそうなので、Aliさんで買った”TESA風”布粘着テープを巻いておきました。
◯
・ドアを開けると振動を検知して”ピッ”と自動で電源が入り、車を降りると数分後に自動で電源OFFになるので面倒な操作は不要です。
・設定に拘らなければ、工場出荷状態は下記の設定になっているので何も弄ることなくそのまま使えます。
最低空気圧1.8Bar・・・これだけ少ないとかなりタイヤはペチャンコだと思います。
最高空気圧3.0Bar・・・普通の乗用車でこれだけ高いと危ないです。
最高温度75℃
温度表示:℃
・センサー周囲の温度上昇に合わせて逐次タイヤ空気圧が変化するのが面白いです。
・ソーラーではなくUSB接続だと昼間も表示部が明るくて見易いです。
・大きな表示で老眼でも見易いです。
・安いので精度が心配でしたが、かなり正確に表示されます。
・タイヤの空気圧が常時把握できる安心感があります。
30はもちろんのこと40やよくある45などの低扁平率のタイヤだと、空気が抜けていたりパンクしているのが判らない事がありますので、空気圧をいつも確認出来るというのは安心出来ます。
・安くても機能の設定は細かく出来ます。
大陸商品によくあるおかしな日本語取説より、かなり詳しく書かれた取扱説明書ですが、当然英語のみで文字が小さく、とっても判りにくいですが適当に触っているとなんとかなりました。
”小さすぎて読めなぁぁぁい!(裸眼で見るとこんな感じです)”
老眼なのでハズキルーペの1.85倍でないと読めないほど小さな文字ですが、苦労しながら解読中です。
各項目の設定が真ん中のMキーを◯回〜15回押さなければいけないので結構面倒です。
・センサーのバッテリー寿命は取説によるとなんと5年!(どう考えても5年は難しいと思うので、せめて1年持ってくれればいいです)。
本当にそれだけ持てばタイヤ交換するまで使えますけど・・・
某所の似たようなモデルの諸元を見ると、2年と書いてあったので電池寿命は1〜2年だと思われます。
・センサーをそのまま付けた状態でタイヤローテーションしても、本体側でセンサー位置の変更が出来ます。
・低価格+ノーブランド+中国製(日本製があるのかどうかは知りませんが)でも、±0.1程と意外と誤差は少ないように思います。
△
・センサーが大きいのでかなり目立ちます。
次回タイヤを交換するときは、”外付け”ではなく、高速走行も安心、空気入れも簡単で見た目もスマートなホイール内に取り付ける”空気圧センサー一体型バルブ(説明によると電池寿命は5年持つらしい)”にしようと思います。
・一応ロックナットが付いていますが、力を入れれば外せなくはないので、治安の悪いところだと悪戯がちょっと心配になります。
↑このような心配のないホイール内部に取り付けるバルブ一体型の方が、何かと安心できそうに思います。
・エアーの補充にいちいちセンサーを外すのが面倒で、センサーを取り付ける際に若干エアーが漏れます。
・手持ちのエアーゲージはロックナットを外さないとノズルが奥まで入らず空気圧が測れないので、ロックナットを紛失しないように気を使います。
今使用しているこのロック付きエアーゲージだと毎回面倒です。
・センサー+ロックナットで11gあるので、高速道路を多用する場合はホイールバランスはきっちりとった方が良いと思います。
専門店で180度反対側にカウンターウェイトを取り付けた方が安心できそうです。
・タイヤ内のバルブ一体型と違い、露出しているセンサーなので真夏は大丈夫なのか?どれだけ持つのか耐久性が気になります。
・大陸製品によくある両面テープの粘着力が弱い為、暑さでソーラーパネル裏の両面テープが剥がれてきたので、3Mの自動車外装用強力両面テープで貼り直しました。
・ソーラーパネルが有る分本体が大きくなるので、ソーラー無しの何処でも置ける小型のUSB電源モデルが欲しいです。
・センサーが11gもあるので、カウンターウェイトを取り付けないと120km/h区間で走るとステアリング周りに少なからず影響が出そうな気がします(試した事はありませんがそんな気がします)。
高速走行が多い場合はホイール内蔵タイプの方が、タイヤ交換時に取り付けて置けば、エアーを入れるのも楽で見た目も良いかも?
ドライブレコーダーの次に来るのはTPMSかも?
カーショップで外付けなら工賃込みで1万ほど、飛ばす人にはさらにオプションでホイールバランス、タイヤ交換時なら目立たないバルブ一体型がセットでお得と訴求できて、
自動車メーカーさんが標準装備でバルブ一体型を付けてくれば原価◯千円、ディーラーオプションなら◯万円、数年後に機器本体の交換、センサーバッテリー交換、TPMS対応カーナビ、スマホ用TPMSアプリと中々美味しそうな予感がします。
2020年7月追記
・5年持たなかった電池→ TPMS(空気圧監視システム)の電池交換
*あくまで個人の感想です。
2020年12月追記
右前だけ空気圧が少ないようなのでエアー補充してダイヤル式エアーゲージ(結構正確だと思う)で前2.5kg/㎠後2.3kg/㎠合わせた所、右前は1.0V以下と電池の消耗で少し少なめに表示されており、左後の電池も1.0Vと消耗していました。
*表示されていても電池の消耗により数値が低く表示されるようなので、表示がおかしい時は先ず電池交換してみると正常に表示される可能性が高いと思います。
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