ある日掃除機を使っていたら焦げ臭い匂いがしてモーターが動かなくなりました。
床ブラシのモータは回る為ヒューズや基盤は大丈夫だろうと思うので
モーターが逝っても〜た〜？
モーターに原因がありそうなのでとりあえず分解。
＊分解してはいけません。
外したカーボンブラシを見ると片方が限界まですり減っていましたので故障の原因はこれです。
均等に減るのかと思ったら片減りするのね！
そういえば少し前からモーターがガリガリいっていたような気がします。
気になる整流子は大丈夫？
整流子の表面がガタガタなら廃棄確定ですが、部屋が狭いので連続使用時間が短く、モーターにメチャメチャ負担がかかりそうな布団圧縮袋は使用せず、当初から純正紙パックだけを使用していた為でしょうか？整流子表面は意外と綺麗でカーボンブラシを交換すればまだまだ使えそうなので修理します。
整流子の表面は接点復活剤と綿棒で綺麗にしておきました。
以前は純正カーボンブラシをヨドバシで2個¥800程で売っていたようですが残念ながら販売終了で家電量販店で聞くと修理扱いになり販売不可、修理代金は1万数千円と新品掃除機が買えます。
某所で見つけた純正品は￥2,500となかなかのお値段だったので、ググるとAmazonで使えそうな28X10X6で¥800程の汎用カーボンブラシを試しにポチッと。
モーターに巻いていたテープが切れたのでオプトシーラーもポチッと。
刺さっているだけなので簡単に外れます。
サイズは同じで使えそうですが、純正品と比べて線径が少し細く、ヒゲが出ていたりと仕上げが良くありません。
汎用品をそのまま入れ替えても使えそうでしたが、純正のスプリング径が汎用品より0.4mm太く長いので、スプリングは純正品を使用しました。
純正スプリングを使用する為銅線をカットしてソケットに銅線を半田付けします。
銅線の長さは純正品は33mm、汎用品は39mmと少し長いので、銅線の長さは純正品と同じになるように合わせました。
カーボンブラシの飛び出しが長くてちょっと心配ですが、ブラシを手で押すと沈み込むストロークは十分あるので、元通りに組み立てボタンを押すと強でも止まる事なく動きました。
＊修理には汎用品ではなく純正パーツを使う方が安心です。
◯
・カーボンブラシ交換で動くようになりました。
カーボンブラシが長いので整流子に当たる力が強く、電源を切るとキユィ〜ンとブレーキがかかったように直ぐにモーターの回転が止まります。
・カーボンブラシとエプトシーラーで千円ほどで修理出来た。
・ウィリーしたり寝転がったり、度々電源コードを車輪に巻き込んだり、コードリールのブレーキの動きが良くないですが、今まで一度も故障せずよく頑張りました！
10年も使っているのでもうそろそろ買い替えても良さそう。
△
・汎用品のため耐久性は不明。
・ヨドバシで純正カーボンブラシの扱いが無くなったのが残念！再販して欲しいです。
・カーボンブラシが純正品に比べて少し柔らかいような気がします。
・純正品に比べて銅線の線径が少し細いです。
同じ事を真似して何かあっても自己責任でお願いします。
＊あくまで個人の感想です。
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