ある日コーテマウンジャーから
”温風で〜へん!”
というので早速分解してみました。
*発火の可能性があり、危ないので分解してはいけません。
同じ事を真似して何かあっても自己責任です。
冷風は出る、マイナスイオンランプは点灯なので電源コードとファンは問題無し。
ヒーターが切れた?
簡単な構造ですが、このドライヤーの肝はよくある後ろから吸い込んで前に送風するプロペラのようなファンでは無く、髪の毛が持ち上がるほどの風量を送り出す、本体厚みと風量のバランスが絶妙な大きなシロッコファンにあります。
ネジが1本も見えておらずシュッとした、どうやって分解するん?という3万ほどする高級なドライヤーと違い、業務用モデルなのでシンプルな造りでネジが見えている為、見えてるネジ3本と先端のリングを外すと簡単に分解出来ます。
これやん?
ちゃうか?
なんなん?
何も考えず筒状のヒーターカバーを抜くと・・・
20mm程裸のリード線が現れたので、このヒーター線?が切れたのかと思いましたが...
この先端はSW付近からではなく、ファンモーターから伸びていますけど?
線の状態を見ると切れたり、ハンダの後もなく、ヒーター端子側も切れた物は見つからず。
元々この状態で断線ではなく、
熱収縮チューブの中に1/6抵抗のような小さな物が何か入っているようで、
ヒーターカバーに接触させて、加熱防止の温度センサーの熱電対みたいな物なのか?
マイナスイオンに関係するのか?
謎です・・・
なんの線かわかりませんが、これが原因では無いようです。
この線は多分ここにあったと思われるところに、そっと元に戻しました(汗)。
冷風切替スイッチのマイクロスイッチの導通をテスターで測ってみましたが、動作に問題なさそう。
温風は超強力なのに、こんなに小型のヒーター。
ヒーターは目視では大丈夫そうなので、あちこち引っ張ってみましたが切れてない。
高級機のような複雑な制御はしてないようで、どうもヒーターの中に入っている昔からあるバイメタルが怪しそう...
なんだか接点が黒いので狭い隙間から接点を磨いて、スイッチを入れると温風が出たのでこれが原因だった様です。
仕上げに簡単に外れる左右フィルターを掃除して組み直して終了。
◯
・無事修理完了し、コーテマウンジャーからいつもの”新しいのんコーテ口撃”を炸裂され¥12,000程する後継機のNobby NB4100を買わずに済みました。
・10年以上使っていますが美容院で使われるだけあり、重いけどシンプルな構造で風量が多く、最大消費電力1,500Wもあるので温風は強力で髪が直ぐ乾き、電源コードも太くて本体も丈夫です。
これが壊れたら次もNobbyシリーズを買います。
・今時、分解し易い取り付けネジが全部見えているドライヤーは貴重かも?
・初めて故障したので、高級機のような複雑な機構が無い為かなり丈夫で長持ちなドライヤー。
△
・Tコムだったら多分買わないけど、Nobbyだと多少高くてもこの風量で欲しくなるという不思議。
・分解して中を見るとちょっとお高めかなと...でも10年以上壊れなかったのでコスパは良いのかも?
*あくまで個人の感想です。








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