液晶パネルが壊れたiMac話はこちら → iMacが壊れた 液晶に縦線が
リンゴさんの修理はお財布に優しくない (TдT)
そこでネットで”修理交換用”と謳う液晶パネルを見つけました。
中国の業者が扱っているようですが、1万7千円程で手に入ります・・・安い。
安さに惹かれ自分で交換しようと思い液晶パネルを剥がしました。
やっても〜た・・・この先は自己責任です。
縦線の入ったiMacですが・・・
何とかしようと思いダメ元で分解します。
もうリンゴさんには修理に出せません。
*自分で分解するとメーカー保証・アップルケア等一切の保証が受けられなくなります。
内部は高圧部分がありますので絶対分解しないで下さい。
真似して何かあっても自己責任で!
使うのはオルファのロータリーカッター(傷がつかないという樹脂製のiMac専用カッターがAmazonにあります)と隙間を広げる為の会員カード、テレホンカード数枚だけ。
あとはパネルを再度パネルを貼る為の両面テープのみで、前モデルのA1224のように吸盤や星型トルクスドライバー等の特殊工具は必要ありません。
さらに、よく見える目(ハズキルーペが欲しい(^▽^;) )と繊細に動く指(コネクタがとってもデリケートな為)があればOK。
ドライヤーで表面を温めながら(ドライヤーとテレフォンカードだけでも外れるようです)ロータリーカッターを端から入れてコロコロ(刃が樹脂製専用カッターではないので、注意しないと本体に少し傷がつきます)しながら、空いた隙間にテレホンカードを差し込みパネルに付いた両面テープを少しずつ剥がします。
ロータリーカッターは刃の部分が10mm程しか出ないので深く入り込まず、もし中にケーブル等があっても傷つけることはありませんので安心して使えます。
*障子紙をカットするような刃の薄いカッターでも使えそうです。
パネルの周囲にケーブルは無いので、ネットで見かけたピザカッターを使う方法でもいけそうですが、試しにIKEAで買ったピザカッターで試してみたら刃の厚みがあるので無理そうで諦めました (^▽^;)
10分ほどモニターと格闘すると(このパネルは使わないのでカッターで思いっきりいけます)無事パネルが外せました。
同じモデルでもパネルが違ったりすると困るので、使われている液晶パネルの型番を確認します。
中に入っている基盤はまるでノートPCのようです。
かなり手こずるかと思いましたが、ロータリーカッターが効いたのか?意外と簡単にパネルを本体から分離することが出来ました。
ついでにCPUファンも分解掃除してエアダスターと掃除機で溜まったホコリを取り除きます。
ネットで注文した修理交換用新品液晶パネルが中国から届きました。
以前は随分と待たされましたが、最近の通関の早さには驚きます。
念のため揺すってみるとガサガサしません。
21.5インチの液晶パネルを中国から発送というので梱包状態がかなり不安(荒っぽく扱われている動画を見たので)でしたが、パネルはアルミ袋に入れられ、発砲スチロールで保護されダンボールに、両サイドは発砲スチロールで保護、さらに丈夫なエアキャップが巻かれていたので、これなら海外国内共に”多少”手荒に扱われたとしてもパネルは割れることはないだろうと思います。
中国業者さんグッジョブです!
パネル貼り付け用と思われる3M(”3M”とは書いてますがあり得ないほどの粘着力の弱さから、どうもパチもんのような気がします)と書かれた両面テープが付属していますが、テープの厚みがありすぎてパネルが少し浮きそうなので、これは使わず手持ちの薄い両面テープを使います。
当然ながら交換作業説明書みたいなものは一切入っていませんのでYouTubeで交換方法を確認。
届いたものは元の純正パネルと同じLG製(Made in China)です。
何度も確認して適合するパネルを注文しましたが、本当に合うのか心配...
背面に貼られたラベルからyouはどうしてここに来たのか色々妄想します・・・(・_・?)
Macだからといって特別な道具など要らず、壊れたパネルからケーブルを新しいパネルへ付け替えます。
全周にくっついた強力な両面テープ。
このテープ、剥がすのがかなり面倒(パネル交換作業の中で一番時間がかかります)ですが、新しいパネルと交換した際に本体と液晶パネルの接着面にできるだけ隙間ができないように、ドライヤーで温めながら30分ほどかけて両面テープをきれいに取り除いておきます。
見た目を気にするならここは丁寧にしたいところです。
今回パネルを貼るのに使ったのは、厚さ0.09mmととっても薄いコニシ・ボンド 極うすテープ。これなら側面のパネルの接合部分もオリジナルと同じように判りません。
*近いうちにパネルを開ける予定なのでこちらのテープを使いましたが、一般用で強度には不安があり、液晶パネルが外れて落ちてくる可能性もあるので使用は自己責任で!
当分開けることがないなら3M製の強力両面テープで貼る方がいいです。
パネルを固定する両面テープは全周には貼らず、次回HDD交換、SSDに交換、メモリー交換等する時に開けやすいように下面と上部に両面テープを所々貼ってから、本体にパネルを乗せてケーブル2本を接続します。
液晶パネルを元に戻し(表示しなくて再度分解するかもしれませんので、両面テープ部分は未だ強く押さえません)電源を入れます。
プチッ、ジャ〜ン ♪
部品交換したあとの動くかどうかの期待と不安、緊張の瞬間です・・・
”修理交換用”ということで心配したドット抜けも無く、無事きれいに表示されましたので、両面テープ部分を強く押さえて表面の保護シートを剥がします。
デフォルトでは画面全体が少し赤い感じでしたので、iMac購入以来初めてのディスプレイキャリブレータアシスタントで見やすい色に調整します。
これでまた当分使えます。
コーテマウンジャーからの”新しいのんコーテ口撃”に無事勝ちました \(^▽^)/
2019年12月追記
大きな画面が欲しくなり→ iMac 27インチ2019モデルを買った
◯
・液晶パネル交換だけなら特別な工具や技術がなくても10分程で簡単に出来ます。
超強力両面テープを綺麗に剥がしても(かなり面倒)1時間もあれば交換できました。
・中国からの発送でも1週間以内と意外と送料も安くて、早く届くのには驚きました。
・何と言っても自分で交換するのでリンゴさんの1/3程で修理できるのはありがたい。
・バラバラにする内部メモリ交換ほど難易度は高くないので、下手に触って壊してしまうリスクはかなり低いと思われます。
・パネル交換後は面倒な設定等もなく、コネクタ2本を刺すだけなので超簡単。
・一番面倒と思われる液晶パネルが開いたので、中に簡単にアクセス出来るようになり、SSD換装やメモリ交換にチャレンジしようという気になります。
SSDに換装しました→iMac21.5インチLate2013をSSDに換装 その1
△
・動作確認済みでも、届いたパネルが不良品だったら手続きがちょっと面倒そうな気がします。
・自分で液晶パネルを開けるとリンゴさんの修理は受け付けてもらえません。
もし修理を受け付けてもらえても、液晶パネルの純正戻しは絶対条件になると思いますのでご注意下さい。
*あくまで個人の感想です。
*同じことを真似して何かあっても自己責任でお願いします。
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