血圧計の修理 タクトスイッチを交換した

2022年2月9日水曜日

なんでもDIY

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先日分解してなんとか動く様になった血圧計ですが、ポチったタクトスイッチが届いたので交換しました。 

2007年製オムロン血圧計の電源が入らないので分解した

故障の原因はこの電源スイッチ(タクトスイッチ)。


家庭の事情でとりあえず自分で修理する(したい)といっても、どう考えてもアリエクの安いタクトスイッチ100個も必要ないので少量入りで見つけたのが、ELPAの小タクトスイッチ HK-TKS01H 3個入り¥170程です、原価1個数円でも(知らんけど)個包装等の手間を考えると良心的な価格でしょう。


3個入りで、サイズは6.1x6.1x4.1でボタンの高さが低いタイプで、6mm角高さ4.3mmに付いているタイプと同じ。


2回目の分解なのであっという間に分解(ネジ2本だけなので)、溝にはまっているだけの基盤のスイッチを交換します。


届いた物と比べると、見た目はほぼ同じスイッチの様です。

はんだ吸い取り線を使いスイッチを取り外します。


パッケージの絵では押す部分が高そうでしたが、実物は押す部分の高さが低く足の長さも故障品と同じ。


長方形のスイッチなので方向を間違える事もなく、スイッチが入る方向に挿入してハンダ付けすれば完了。


外したタクトスイッチを分解してみると、丸い接点に酸化皮膜の様なものがありこれが接触不良の原因だと思われます。



・2回強く押さないと電源が入らなかったりしたのですが、タクトスイッチ交換後は以前と比べて明らかにスイッチのタッチ(押した時にペコペコする感じ)が変わり、以前の様にグッと強く押さなくても、普通にスイッチを押すだけで電源が入る様になりました。

・経済を回すには15年も使ったら測定値も怪しいので買い換えたほうが良いのでしょうが・・・僅か¥60程で復活し、ゴミの削減になり意識低い系のおっさんでもSDGs(毎日耳にする言葉ですが、未だによく分かってません)に貢献出来た(と思う)。

・電源スイッチはメイン基板に付いておらず、スイッチ基盤だけ取れるのでハンダ付けが簡単です。
・3個入りなのであと2回スイッチ交換したとして、少なくともこの先30年はスイッチの故障を気にせず(本体が30年持つとは思えませんが)、電源スイッチ押し放題です。

・絵では丸いボタンの高さが高く6x6x5or7の様に見えますが、実物は丸いスイッチ部分はこんなに高くなく、この図だけ見ると削らないといけないと思ってしまいます。

・このパッケージの裏側に記載された寸法が知りたかったのですが、何処にも載ってなくて商品到着まで合うかどうか心配でしたので、販売ページにこの画像も載せて欲しいです。
ボタンのトップまでの高さが記載されてないので、もっと判りやすい様に6x6x4.3と書いてもらえると助かります。

・タクトスイッチの耐久性は数万回あっても、接点表面の酸化で動かなくなることもあるようです。

・メーカーHPによると血圧計の耐用年数は5年らしいので、正確な血圧値&経済を回すためにも15年も経った古い血圧計はトットと捨てて、新しい物に買い換えましょう(オッサンは壊れるまで使うけど)。

*同じ事を真似して何かあっても自己責任でお願いします。
*あくまで個人の感想です。



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