ウォシュレットの水圧が弱くいつ洗浄水が出なくなるか不安だったので、 新しいトイレに交換する事にしました。
各社のカタログを見て考えた条件は・・・
・簡単にDIYできそうな便器はそのままでウォシュレットとタンク一体の上部だけ交換する”ウォシュレット一体形取替機能部”は良いのですが、最新機種と比べるとウォシュレットの機能が古くて12万以上するのでパス。
・すべて込みで安いこと・・・一番大事。
有名店の方がトラブルがあった時に安心ですが、有名大手で高くても無名で安くても工事の質は工事する人（協力業者さん）の技量に掛かってくるのでこれだけは運まかせ。
・タンクレスじゃ無いタイプ・・・南海トラフ地震で断水してもバケツで水を入れれば使える。
・タンクとウォシュレット分離タイプ・・・超重要！故障したら全交換になる一体型で懲りました。
販売終了から10年過ぎると部品供給不可で修理不可となるので、10年過ぎて故障しても分離タイプは故障したウォシュレットだけDIYで好きなのに交換できます。
・蓋オート開閉機能は不要・・・便利ですがオート開閉無しの方が安いし故障の心配は減らしたい。でも、10年保証があるので付けてもいいかも？ 癖になって他所で締め忘れそう。
・リモコン洗浄機能は不要・・・故障する部分は出来るだけ減らしたい、手で操作すれば良いだけ、南海トラフ地震で停電しても操作できる。
ウォシュレット交換時に機種制限が無くなる。
・10年保証付・・・最近増えてきた10年保証、10年間は持ち出しなしで安心して使いたい。
簡単な修理でも1万以上するので、たとえ工事費込み価格が安くても10年保証付は魅力。
・温風乾燥も自動洗浄も不要・・・温風で乾くまで待てない、ボタンを押せば済む。
・第一候補はTOTO・・・INAXの方が少し安いですが、今使っているのが２台ともTOTOなので何となく安心。
・給湯方式は電気代が節約出来そうな瞬間式。
・除菌水が出るのが良さそう。
・DIYは止めとこう・・・便器もウォシュレットもネットで買えるのでDIYすれば4万ほど節約出来そうですが...軽いアラウーノと違い便器がメチャメチャ重そうなので腰いわしそうなのと便器を処分するのが大変そうなので止めときます。
・便器は陶器製の方が安心・・・なんとなく。
・出荷台数の多い（売れている）製品が安心。
・オプションにある床のクッションフロア＆壁紙の張り替えは、まだ綺麗なので必要ない。
YouTubeで便器とウォシュレットの紹介動画を見ながら色々検討していると...
便器はTOTOピュアレストのベーシックモデルQRが安い、節水、汚れがつきにくい表面加工、コンパクトでコスパが良さそう。
ウォシュレットは壁リモコンで除菌水の出る最廉価のアプリコットF1（量販店モデルはTCF 8CM67が同等みたい)が、リモコン操作の自動洗浄はありませんが、最低限必要な機能が付いていてコスパが良い。
残念ながら、エコジョーズを取り付けたキンライサーはトイレはやってないので、先ずはベースとなるいつもの某家電量販店を見ると10年保証付¥195,000ほど。
近所のホームセンターは10年保証は無いけど同じくらい。
ググっていると初めて知った”交換できるくん”が10年保証付で￥175,000程だったので、キンライサーとほぼ同じような申し込みフォームに入力してトイレ内の画像を添付してポチッと。
あとは工事当日までただ待つだけと、”ほんまにこれで大丈夫なん？”と思うくらい超簡単。
工事日当日、あっという間に古い便器を外します。
便器を取り外した跡は水漏れしていなかったので意外と綺麗！
同じTOTOの便器でも、排水ソケットの穴位置が違うので取り外した穴が見えてます。
重そう！
薄く小さいタンク！
昔のトイレの様に陶器全体が水タンクになるのかと思ったら、結露対策でしょうか？陶器タンクの中にもう一つ樹脂製タンクが入っていました。これなら外装は陶器の必要はなさそうなな気がしないでも無いけど、ここはTOTOなので意地でも陶器を使いたいのかな？
着座センサー（丸い的のところ）はこんなとこに付いています。
我が家には座ってする鉄の掟があるので的は狙いません！
＊公共施設等のLittleBenで見かけるような的シールは剥がせますが、せっかくなので付けたままです。
動作確認して終了！90分ほどで終わりました。
◯
・ほぼ同じモデルでも他社より2万程安く設置出来た。
・人件費削減のため見積もりの訪問も無く、申し込みフォームに入力して工事を待つだけと簡単。
電話で話したのは工事当日に工事担当者からの”本日、〇〇時に伺います”の電話のみ。
・久しぶりの手動レバー、これならタンク内の安い消耗品だけ交換すれば陶器タンク（タンクじゃなくカバーだけど）だけは50年は使えそう(経年劣化で壊れる中の樹脂部品がいつまで部品供給があるかは不明）。
いつもの癖で時々リモコンの上部を押しそうになります。
リモコン洗浄では無いので、今度壊れてもどこのメーカーのウォシュレットでも交換できます。
・以前のタンクと比べとってもコンパクトでタンク位置が10cm位低くなったので、トイレがちょっと広くなったような気がします。
交換前のシュッとした一体型タンクはでっかく、圧迫感がありました。
・心配した便器を取り外したクッションフロアの跡ですが、同じTOTOだった為でしょうか？新しい便器で隠れて全く気になりません。
・両サイドの側面にカバーが付いて埃がたまらず見た目がスッキリ。
・便座カバーを開けるとちょっといい車のカーテシーランプの様にLEDが点灯してなんだか高級感＆清潔感があり、頑張っていいの出すぞという気にさせます。
カフェインの取り過ぎなのか？頻尿なのか？夜中にトイレに行く機会が増えたので、寝ぼけ眼でカバーを開けた時に見ると特に綺麗です。
フタを開け閉めして明るいライトでBigBenの状態を確認（血が混じってないかとか結構大事）するのにも便利かも？
・便座カバーを開けると同時にミストがプッシューと出て、便器に水の膜を作り汚れを軽減（汚れが全く付かないわけではない）してくれる。
・水溜り？が以前の物よりコンパクトになり節水できていると思う。
・陶器製タンク（直接水は溜めないけど）なので、樹脂製タンクのように経年劣化で黄色く変色したりする心配が無い。
・一番感動したのが節水、BigBenを流す水が心配になる程4.8Lとメチャメチャ少ないですが、当然ながらちゃんと流れます。
ある日BigBenの後に間違って小にレバーを回してしまい恐る恐る確認すると、ちゃんと流れましたので少ない水でも流れるような構造なのでしょう。
・サイドのボタンを押す事により簡単に便座が外れるので裏側の掃除が楽。
・以前の物よりシュッとしたコンセントプラグ。
・作業時間約90分程と早かった。
・以前のウォシュレットでは出来なかった水圧等の個人設定がリモコン本体裏で出来ます。
・排水音が以前はゴボッーと大きな音だったのがジュボッーと夜中でもメチャ静か。
・便器がコーティングとミストのおかげか、以前の便器より格段にBigbenが付着しにくいので掃除の手間が減りました。
△
・一番気になったのが便座のサイズ。
取り付けたのはアプリコットF1ですが便座が小さいかも？
以前のTOTOより便座の幅が10数ミリ狭く座面のカーブが微妙に違うので、子供用便器のような何か違和感があります（個人の感想です）。たった10数ミリの違いですが座るとぜんぜん違います。
便座の見た目はどれも同じように見えますが、肌に直に便座が当たらないと分からない事もあり、体の大きな人はもう少し大きな便座を選んだ方が良いと思います。
同じTOTOでも便座のサイズが微妙に違うというのを初めて知りました。
・シュッと小さくなったリモコンですが、以前のユニバーサルデザインの方がボタンが見易く大きくて”止”ボタンも色が違っていて使いやすかった。
誰でも使えるように英語表記のシールが欲しいです。
・タンクと便座一体型じゃ無いのでホースが2本になり埃が溜まり掃除がしにくい。
＊ここのメリットは一体型と違い独立したホースなので、次回ウォシュレットを交換する時は片方のホースをつなぎ変えるだけで簡単に交換出来ます。
・同じTOTOでも便器が違うと、サイズが違うらしく便器を取り付けると見えませんが、古い便器の取り付け穴が数箇所残ります。
M電工にあるように古い機器から新しい機器に取り替えても、取り付け穴は共通という様な仕様にして欲しいです。
・以前は貯湯式だったのでお尻ボタンを押すと直ぐにお湯が出ましたが、節電の為瞬間式でお湯を沸かすので、おしりボタンONでノズルからお尻洗浄のお湯を噴射するまでに約5秒ほどかかります。←慣れれば気になりません。
・節水タンクの為トイレットペーパーを多めに使うと一回で流れない時が偶にある（タンク内のレバー位置の変更により流量の調整は可能です）。
厚みがありエンボス加工された◯ストコの様な溶けにくいトイレットペーパーは使う量に注意が必要かも？
・ジローズに対する配慮の為？安全？でしょうか？おしり洗浄の水勢が最強でも以前の物より少し弱い。個人的には痛いくらいの水圧で洗浄してくれる、もう少し強いモードも欲しいです。
＊あくまで個人の感想です。
トイレの事を長々と書いていたら、昔少年ジャンプで”トイレット博士”という今の時代では考えられない漫画があったのを思い出しました。
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