以前はお尻に穴が空く程水圧が強かった先日からウォシュレットの水圧が弱いトイレですが、原因が気になったので分解しました。
ウォシュレットの水圧が弱いので給水フィルタの掃除をしてみたけれど・・・
ネットで見かけたモーターのリード線断線なら半田付けで簡単に修理できそうですが、本体故障なら部品供給終了なので修理できません、そもそもTOTOが業者以外には部品番号を教えてくれませんので、基本的には(以前交換したダイヤフラムのように型番が分かれば某所で手に入る部品もあったりする)個人では修理出来ません。
便座カバーと便座を引っこ抜き、見える所のネジを順番に外していくと、プラスドライバー1本で意外と簡単にここまで分解できました。
*分解してはいけません。
真ん中に問題のノズルが・・・
ネジ1本で止まっているだけのノズルなので簡単に外れます。
ノズルは”お尻”ボタンを押すと出たり引っ込んだりするのでベルト駆動用のモーターは大丈夫そう。
安心して下さいモザイクはBigbenではありません!
が 一度も掃除した事がないので大腸菌は恐ろしい程いっぱいだと思う ...
ノズルユニットを外すと、ここに直接Bigbenが当たる訳ではないですが、黒いカビのような汚れがいっぱい!
こんなのを見ると1年に一度は分解掃除した方が良さそうです。
見てしまったので、いつもの病院用ハイターと歯ブラシで綺麗に掃除しておきました。
風呂フェッショナルは病院用ハイターで風呂掃除する
取り外したノズル部分。
残念ながらモーターのリード線は断線してませんが、
あかんやん!
直接水が掛からない内部にあっても、Oリングパッキンの劣化なのでしょうか?ここに水が侵入したようでモーター表面が錆びてます。
シャフト付近にも錆が見えます。
故障の原因はこれのようで、シャフト部分を回すとグキグキと中のギヤが欠けたような感覚で明らかに回転がおかしい。
モーター逝ってもーたー!
このステッピングモーターだけ交換出来ないかと型番を見ると、MP24Zでよくある12Vではなく、24V仕様という変わった物。
ググってみると・・・
同じモデルMP24Z DC24Vが見つかりません。
この僅か千円ほどのモーター1個の為にウォシュレットは持続出来ずに20万程するトイレ全交換になるのか?
経済を回す為には”10年経ったら買い換えてね!”は仕方が無いのかもしれませんが、この小さなモーターを1個交換すればまだまだ使えるのに、こんな大きな廃棄物が出るので全然SDGsじゃない。
ケチなオッサンは家は朽ち果てても”100年使えそうな便器が勿体ないなあ〜”としか思えません。
↓以前エアコンのルーバー1枚で修理不可と言われたのを思い出しました。
さてどうするか?
ウォシュレットの無いトイレは考えられません。
・MP24Zみたいなモーターを探してゴニョゴニョ・・・かなり難しそう。
・便器はそのままで、ウォシュレット一体形取替機能部というのがあるのでそれに取り替える。
↑こんな良いものがあったと喜んでみたものの...
便座と樹脂タンクの一体上部のみ取替なので軽くて簡単にDIY出来そうですが・・・
対応機種はTCF933とTCF934でタンク&ウォシュレット一体の為12万から(本体のみ)と中々のお値段で、補修用部品の供給可能期間が2032年3月までなので、それ以降に壊れると修理不可で今度は便座も同時交換する必要があり、今より更に値上がりしているので20数万〜30万円の出費になる可能性が・・・
この価格なら後数万円出して便器&陶器タンク&ウォシュレット便座分離タイプに交換した方が、5年〜10年程で故障するウォシュレットだけの交換がどのメーカーでも対応出来るので今後のコストが抑えられます。
・早急に20万程でトイレ全入れ替え(一体モデルの為ウォシュレットだけの交換ができません)か?
・今年はエコジョーズ導入で大きな出費をしたので家庭の事情でこのままお尻に優しい水圧で壊れるまで使い、将来ウォシュレットのみ交換出来る”変色しないホワイト”のコスパの良い陶器タンク&ウォシュレット分離モデルのピュアレスト&アプリコットへ新規入れ替えか?
・排水口のパイプをカットするのに便利なマルチツールもあるので必死のパッチで頑張れば、取付工事費約4万ほどとかなり節約出来そうな人生最大のDIYですが・・・
腰に爆弾を抱えた身には30kg程あるらしい便器が重そう...だいたいパナラーのオッサンが気になったアラウーノは樹脂便器(経年劣化で変色したりするのが心配)の為約17kgと陶器に比べたらメチャ軽いらしいけど、
床排水の便器はどれも同じだと思っていたら初めて知った排水口周りの”排水心”200mm問題で機種選びが面倒(*便器を外さないとサイズが分からないみたい←外さなくても大丈夫でした)、
取り外した大きな重い便器を粗大ゴミとしてゴミ処理場まで運ぶ手間、
↓水廻りは怖いというトラウマがあり躊躇してしまいます。
もうやりたくない前提のネガティブな要素ばかり思い浮かびます。
*初めて知った”排水心(通常”排水芯”だそうですがTOTOは”排水心”と呼ぶようです、ややこしい)”ですが、便器を外さなくてもTOTOのHPで大便器の排水心一覧で調べると200mmというのが分かりました。
一体型のシュッとした見た目より、初めから持続可能な陶器タンク・ウォシュレット分離タイプにしておけば良かったと後悔。
カタログに”シュッとした一体モデルは10年過ぎますと修理部品供給不可となり便器ごと全交換になる可能性があります”という記載が欲しいです。
*同じ事を真似して何かあっても自己責任でお願いします。
↓何とかならないかとモーターを分解してみました
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