壁際の巾木の上に溜まるホコリが気になるのですが、掃除の度に掃除機の延長パイプを外しホースの先に付いたブラシで掃除するのがなかなか面倒で、掃除機で床を掃除するだけの方が多くて、なんとかしたいと思っていたら・・・
アフロヘヤーがインパクトがありすぎて忘れられない”アフロのお姉さん”が、ホウキで掃除しているのを見て”箒”が無茶苦茶欲しくなりました(箒という漢字が書けなかったけど)。
そう言いながら”アフロのお姉さん”の名前が全然出てきません。
名前が判らず”アフロのお姉さん・電気”で検索するとトップに稲垣えみ子さんが表示され(いかにこのワードで検索する人が多いか判ります)直ぐに判りました。
電気製品にどっぷり浸かりきった生活を送るおっさんには、あんなにストイックな節電生活は絶対できないけど、ホウキは欲しいと思う。
ホウキといえば子供の頃、母親が濡らした新聞紙をちぎって床に撒いてから、土俵を掃除するような大きなホウキで掃いていた思い出があります。
そんなホウキをググっていると穂先が柔らかそうな座敷箒(土俵の周りを掃いている畳のような毛先の”絶対高級そうな”ホウキ)が気になりましたが、我が家に畳はないので、フローリングには一生に3本あれば良いという(初めて知りましたが、ほんと?)棕櫚箒が良さそうです。
棕櫚箒は和歌山にある山本勝之助商店がメジャーらしく、中国製に比べて高くなりますが、大事に使えば10年〜20年使えるそうなので”かねいち”を買うことにします。
我が家の掃除機”セブン”よりも高い9玉の最高級長柄箒は家庭の事情により絶対無理 (:_;)
見た目が全然違う上等なホウキは無理なので、インテリアとして使うこともないので実用重視でお財布に優しいホウキにします。
いつものように最安のところを探すと,残念ながらヨドバシ.comには無くて・・・楽天で見つけました。
腰をかがんで掃くのはしんどいので、腰に優しい7玉125cmの長い柄タイプだと¥4,644 + 送料¥540で¥5,184というのが一番安い。
更に7玉長柄+5玉の2点セットだとホウキカバー付き送料無料¥7,199、今だけブリキのチリトリが付いてくる。
これが一番お得そうなのでポチッと。
他店で見かけたダンボール箱ではなく防水紙にエアキャップ巻きで届きました。
箒は同じでもショップによって梱包状態やおまけのチリトリ、ホウキカバーが違うようです。
和歌山の山本勝之助商店(かねいち)のロゴマーク。
紀州名産と書かれているので100%日本製かと思いきや、日本でシュロは取れなくなっているようで、原料のシュロは台湾、中国から調達しているとのこと。
柄は黒竹を使用しているので割れにくいと書かれています。
7玉長柄箒。
我が家のM社のコードリール式掃除機は”セブン”なのでこれは”シュロ7(セブン)”と呼びます。
5玉手箒。
これは”シュロ5(ファイブ)”と呼びます。
シュロ5は階段や狭いところの掃除がしやすいように毛先が斜めにカットされています。
プレゼントのホウキカバーは2本とも汚れが目立ちそうで度々洗濯しないと汚くなりそうなグレーでした、ズボラな我が家にはちょっと残念な色ですが、タダだから文句は言わへんよ。
おまけのブリキ?のチリトリと毛先が曲がった時の伸ばし方が書かれた説明書。
子供の頃、ブリキのチリトリのハンドルは針金を曲げたようなもので、重いものを乗せるとハンドル付け根からグニャと曲がったような記憶がありますが、今は曲がらず手が痛くない幅広のプラスチック製になっています。
おまけなので文句は言えませんが、チリトリの表に貼ってあるシールが剥がしにくくて大変でした。
シールの材質を剥がしやすいものに変更するか、裏面に貼って欲しいです。
◯
・掃除機では面倒だった巾木等の上に溜まったホコリ等を撫でるだけで簡単に取ることができます。
・・・これが一番買って良かったと思うところ。
・コードレス掃除機よりも軽いので階段掃除が楽です。
・・・ただコーナー部分のゴミは掃き出せません。
・電気代の節約と丁度いい運動になります。
・長柄の箒でベッドの下の掃除が楽にできます。
・我が家では7玉長柄より5玉の短い箒の方が使いやすくて出番が多くなりましたので、棕櫚箒を初めて1本だけ買うなら5玉を先に買う方がいいような気がします。
・毛先が曲がってきたら傷んだ毛先をカットして長期間使えるようです。
・サイクロン掃除機のように集めたゴミが見えるので毎日掃除しようという気になります。
・箒で掃くのにキッチンマット、トイレマット、長い間床に置いたままのもの等動かすのが面倒なので、出来るだけ床に物を置かなくなり、以前よりきれいに掃除ができるようになりました。
床に物が無いだけで、狭い家が少しだけ広くなったような気がします。
・掃除機で掃除していた時に比べて、フローリングに少し艶が出てきたように思います。
・フローリングを裸足で歩いてもクイックルワイパーをかけた後のような感じで、掃除機で掃除していた時より足の裏にゴミがあまり付きません。
・表面がボコボコした梨地仕上げのスピーカースタンドは、掃除機の床ブラシでは綺麗に埃が取れませんでしたが、棕櫚箒なら表面をサッと撫でるだけで綺麗になり、ラックの隙間のホコリも楽に掃けます。
△
・棕櫚クズすごいぜ!
レビューを見ると使い始めにシュロの樹脂が落ちるとのことなので、試しにフローリングの上でポンポンとはたいてみると・・・
この状態になるのを知らなければクレームになりそうな位クズ(樹脂)がびっくりする程出ますので、外でクズが出なくなるまで軽く叩いて見ましたが・・・
掃除しているのか、ゴミを増やしているのか判らないくらい、おが屑みたいな茶色いクズがいっぱい出ます。
*クズが出なくなるまで当分の間はコードリール式掃除機との併用です。
レビューでは一週間くらいでクズは出なくなるようですが、使い始めはチョット面倒です。
使用上の注意にあるように、買っていきなり畳の掃除はやめておいた方がいいです。
棕櫚クズは一週間ほどするとかなり少なくなりましたが、未だ細かいクズは出ます。
・掃除機の排気によるホコリは舞いませんが、その代わり箒の風で集めたホコリが結構舞いますので、先人の知恵で濡れた新聞紙や茶殻と一緒に掃くのが良さそうですが、我が家は新聞とってないし、お茶はティーバッグ・・・できひんやん (ノ_・。)
・箒は掃除機より軽いですが、手箒より少し重めの長柄箒で階段を掃除していたら、掃除機では気になりませんでしたが、やはり少し屈むせいか腰にきました。
力を入れすぎると毛先を傷めるらしいので、撫でるように優しく20分ほどフローリング、階段と掃除すると・・・
あれ〜こんなんなっても〜たやん!
なんで?
・やはりこの辺が毛先が真っ直ぐでコシのある最高級品鬼毛と、お求めやすい物との違いでしょうか?
一回掃除しただけで毛先の一部が直ぐに曲がりました・・・(T△T)
今まで掃除機のパワー床ブラシだけでは吸い取れない、床に張り付いたホコリを綺麗に掻き出してくれるのはいいのですが・・・
・ソファーやベッドの下を掃除した後、シュロにホコリの塊が結構残ります。
外で手でチマチマ取るのが面倒なので掃除機でホコリを吸い取ってます。
この光景、サイクロン掃除機のダストボックスの穴に詰まったゴミを掃除するのに、紙パック掃除機で掃除しているのを思い出しました。
ホコリが付いたまま部屋の隅にインテリアとして置いておくのはチョットあれなので、見えないところに置いてます。
・最後にチリトリで取り除けなかったゴミを吸い取るのに、やはり掃除機(コードレス)が必要でした。
・シュロ5(5玉)は軽くて楽そうですが、片手で使うので手首にかなり負担がかかり疲れますので、両手で持つ長柄のシュロ7(7玉)の方が楽です。
・使いっぱなしというわけにはいかず、定期的に毛先を水で濡らして輪ゴム等で縛り乾燥させるという、毛先のメンテナンスが必要になりそうです。
・・・これが一番面倒な部分かもしれません。
その後 → 棕櫚箒とマキタコードレスでエコ&きれいに掃除
*あくまで個人の感想です。
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