松下電工の壁うらセンサー

2020年1月20日月曜日

なんでもDIY

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我が家にもうナショナルはないと思っていたら、まだあったナショナル製品。

懐かしい”松下電工”の文字。

壁にコンセントを取り付けるのに、押入れの奥から久しぶりに引っ張り出してきた、10年ほど前に買った松下電工(National)時代の古い壁うらセンサーEZ380B。


電気機器を製造していた松下が、なぜ戦後GHQから目をつけられたのか詳しく知りませんでしたが、今回”松下電工”でググると戦時中”松下航空工業”としてプロペラを作っていたと初めて知りました。

今でもこの380の型番は継承されており、松下電工時代の緑・オレンジ・黒の配色から、グレー・黒を基調にしてブザーも付いたEZ3802となって販売されています。



早速電池を入れようとすると・・・

電源コネクタを抜いて一緒に保管していた006Pの電池を取り付けようとしたら、百均の電池だからなのか?盛大に液漏れしていました。

久しぶりに見た液漏れです。

本体の中に入れてなくて良かった。

*長期間使わない時は電池は抜いておいた方がいいです。


本体は古いですが、新しい百均の中国製電池(使用時に数回使えれば良いので百均電池で十分です)を入れると、ランプが点灯して動作しているようなので、壁うらを探索してみると・・・

コンパネ2枚重ねの20mmの壁裏の、この辺りに桟があるというのは検知できましたが、偶に誤作動することもあるので、注意が必要です。

一応ランプは点いて薄い壁うらの太い柱はなんとか検知できますが、古い木造住宅のように壁うらの柱に沿ってVAケーブルを打ち付けてあるのと違い(基本コンセントは柱の横にあるので判りやすい)、壁が厚くて、LANケーブル等があり、釘にも反応するので、壁の向こうに”何かがある”というのはわかりますが、壁うらで斜めに走っているPF管や桟、柱が正確にどこなのか(誤差は数センチはありそう)よく分かりません。

下地探しにこれを使っても、最終確認に”どこ太”が使えないところだと、素人には”当てもん”のようにドキドキします。


壁裏センサーは数年に一度位しか使いませんが、これからコンセントを増設したり、手すりを取り付けたりする時に”精度の良い壁うらセンサー”があれば、”どこ太”の針で壁のあちこちにブスブス小さな穴を開けて壁を穴だらけにしたり、先日の穴あけ失敗のような事が減らせそうなので、検知機能が良くなっている最新モデルが欲しくなりました。

調査してみると壁裏センサーにもピンからキリまであり、コーナンプロで見つけた職人さんが使ってそうなBOSCHのGMS120が液晶表示が細かく刻んであり使いやすそうですが、お財布には優しくない。

EZ380Bからバージョンアップしたお手頃なEZ3802(006Pではなく単三2本で使えるのが良いです)も気になり、相手が木材だけならコストコで売っている下地検知器(下地の位置がランプ表示で判りやすい、木材のみで電線と金属には反応しないみたい)も良さそうです。


*あくまで個人の感想です。

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