TOTOトイレ タンクに水が貯まらない ダイヤフラム&排水弁交換その1
からの続きです。
ダイヤフラムは上部のフロートを外して4本のネジを外せば簡単に交換できました。問題はタンクの底でどうなっているのか見えない排水弁ユニット。
TOTOのHPを見て外し方を確認、更にYouTubeでも確認すると簡単作業されていますが、手元が見えずよくわかりません。
上に引っ張るだけなのですが、両サイドを押さえて引っ張っても(ビビって力が入れれない)抜ける感じがしません。
無理に引っ張ると割れそうで怖い!
初めて外す排水弁に壊さないかとドキドキする。
もし割れたらちょっと改造が必要な排水弁ユニットを買えばええと思い
エイッと思いっきり引っ張るとバキッと外れました。
*HPには引き抜くだけとありますが、両サイドを持って引き抜きます、間違って前をもって引き抜くと本体側の排水弁ユニットが刺さるシャフト部分を折る可能性があります。
このモデルではちょっと改造が必要らしい排水弁ユニットは、意外と安くて3千円弱で手に入りますが、もし本体側を壊すと修理不可で本体交換となり10数万円以上の出費になる可能性があります。
最初はレバーにつながっているチェーンを2本外そうと思いましたが固くて外れず、無理するとチェーンを切りそうなので、ピンを抜いてスライドさせるだけで外せるレバーごと外しました。
無事外せた排水弁ユニット。
右上の二つに割れた差し込み口に本体側のピンをカチッと挟み込む構造ですが、ここが固い。
パッキンが当たる部分が汚れていたのできれいに掃除しておきます。
大排水弁パッキン交換はベロンと引き抜いてグイッと嵌め込むだけなので簡単。
小の方も引き抜いて
新しいパッキンに入れ替えるだけですが・・・
排水弁小の方はパッキンの穴の方が小さく感じ、外す前にサイズが違うのでは?と思いましたが、弁側に溝がありパッキンが良く伸びるので、ギューっと引っ張ってはめ込みます。
排水弁小のゴムの縁がズルズルになって手が真っ黒に汚れます。
排水弁大の全周もズルズルで手で擦ると剥けてきます。
今回交換した部品。
ダイヤフラムは破れているような所はありませんが、新品と比較すると水を止めたりする本体側と接触するゴム面が経年劣化で固く、上下方向の動きも若干固く、汚れてとんがった先が少し摩耗しているように見えます。
◯
・業者さんに頼んだら部品供給終了で新品トイレ交換20万とか強力にお勧めされたり、部品があれば¥15,000〜¥20,000、高い所だと4万とか(知らんけど)かかるところを、ダイヤフラム部+排水弁パッキン合わせて部品代¥2,098で修理できた。
・最初にヒットしたダイヤフラム組品TCM3834 ¥4,180を買わなくてよかった。
・ダイヤフラム交換は見えるところなので簡単、排水弁交換は簡単ですがバキッと引き抜くのに力とちょっとした勇気が必要です。
・ダイヤフラムを交換するついでに、経年劣化した排水弁パッキンも同時に交換しておく方が安心。
・排水弁ユニットの引き抜きは初めてだとかなり心配になりますが、一度やってみるとメッチャ簡単。
・ダイヤフラムを交換してからは正常に動作しています。
・古いモデルのトイレで該当部品がなくても、共用部品は結構あるので、探せば使える部品が見つかる事もある。
△
・排水弁ユニットを引き抜く時は壊さないかとドキドキする。
バキッと力ずくで嵌め込んである部品は心臓に悪いです。
・次はチェーンが切れるかも?
・TOTOのHPで交換方法が見れるのはいいのですが、排水弁についての解説は簡単すぎ、構造をよく知っている業者向けで、”垂直に持ち上げる”のこの画だけでは初めて触るど素人がやるにはハードルが高いです。飯の種な部分もあるかと思いますがもっと壊さないように細かな注意点などが書いてあると助かります。
・壊れたら丸ごと交換になる一体式トイレの場合は白いエアコンと同じく変色する白いトイレはやめた方がいい。
*タンクと便座が独立したトイレだとウォシュレットだけ交換出来るので白が一番コスパが良い。
便座フタ・便座周りや便器は永遠に白でもタンク周りのプラスチックは悲しくなるほど変色しベージュになって、オシャレじゃないレトロ感漂うツートン仕様になります。
*あくまで個人の感想です。
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