壁掛け扇風機用に高い所にコンセント追加

2024年11月10日日曜日

なんでもDIY

t f B! P L

*コンセント工事は電気工事士の資格が必要です。

以前から風呂上がりに洗面所が暑いとコーテマウンジャーが言うので、場所を取る扇風機ではなく縦型ファンを置いているのですが、風量を強くすると煩く、何よりも狭い洗面所には邪魔です。
コーテマウンジャー:(縦型ファン)全然風こ〜へん!
コ:壁に扇風機付けるか、エアコン付けて〜な!
オッサンジャー:今暑いから涼しなったらコンセントつけるわ〜(と言って早5年)

コーテマウンジャーがブチ切れて、洗面所にエアコン付けてとか言い出したら家計が火の車なのにダブル大変です。
そこで銭湯にあるような昔ながらの壁掛け扇風機を設置することにしました。
もちろんDIYです。

まずはこんなコンセント取り付けできるか?

床面近くからのコンセントから電源コードを這わすのは見た目がよろしく無いので、目立たない様に出来るだけ天井近くにコンセントをつけたい。


材料はホームセンターまで買いに行くのが面倒なので、いつものヨドバシでポチッと。
・VVF ケーブル3m(銅価格高騰でVVFケーブルは値上がりしておりケーブルは余っても使い道があまり無いので丁度いい長さのエルパ1.6mm2芯3mをチョイス、床近くのコンセントから天井近くまでだと2.0mでは足りません)。

・定番のコスモワイドコンセントプレート、コスモワイドダブルコンセント(天井近くなので1個口でも良かったのですが2個口にしてみました)。

・コンセントを固定するはさみ金具ですが、今回は未来工業のスゴ枠ではなく壁内にスペースがなくても取り付け出来て、木工が下手なオッサンには穴の自由度が広がり、Boxタイプに比べ少々止めにくくても一度付ければ家を解体するまで外す事はなく、コンセントが止まればいいので1個¥80とこれが一番安い。

これだけ揃えても合計¥890と安いです。


床に近いコンセントを外してケーブル端子に空きが無いか確認すると、送り用端子に空きがあったので電源はここからとります。
第一関門の電源問題はクリア。


次の問題はVVFケーブルが壁裏で天井まで障害物なしにスムーズに通せるか?

壁裏センサーでケーブルや桟が無いか確かめますが・・・
どうやら太い桟は無いようですが、厚い合板の下にケーブルがあるかどうかまで判りません。


まだあったナショナル

以前取り替えた風呂リモコンの穴から通線ワイヤーを天井方向に向けて通すと中で曲がって先に進みません(PF管などの配管用なのでグニグニ曲がって無理)!

そこでVVFケーブルを真っ直ぐ伸ばして天井に向けてグイグイ差し込んで行くと、障害物に当たる事なく天井まで差し込んで行けたので、コンセント位置はこの真上で大丈夫そうです。


久々のマルチツール登場!
早速マルチツールでおおよそ95x50の穴をあけていきますが、石膏ボードの下に9mm厚の合板があるので刃が奥までズボッと行きすぎないように慎重に少しずつカットします。


ガッガッガッガッガッガッ・・ボコッ!

危ない!100VのVVFケーブルとLANケーブルが合板の直ぐ下に通っていました。
もう少しでマルチツールの刃でケーブルを傷つけるところでした。
*石膏ボードと下地の合板に段差があるように見えるのはきっと目の錯覚です。

壁掛け扇風機の金具の取り付け位置は天井からパナソニックだと400mm,第一候補トヨトミは500mmでした。

コンセント増設の時しか出番の無いホームセンターで切り売りで買ったチェーンの登場。
3mのスケールでも良いのですが、こっちの方が真っ直ぐ落ちていくので使いやすいです。
配線チェーンというものもありますが、DIYならこれで十分使えます安いし。

ジャラジャラ。
開けた穴からチェーンを垂らすと何処にも引っかかることなくチェーンが出てきました。
ここまで来ればあとは簡単。

硬い単線なのでチェーンに取り付けるのも簡単。


チェーンの先にケーブルを引っ掛けて引っ張ります。

一人でもスムーズにケーブルが出てきました。

渡り線用に空いた差し込み穴に間違わないようにWに白を挿せばOK。
面倒なので活線でやってしまいましたが危ないのでコンセントのブレーカーは落としておきましよう。

曲がっていると気持ち悪いのでこれは大事。

老眼でも上下方向はちゃんと確認!

穴を大きくあけすぎて隙間が開く事もなくいい感じと自画自賛。

壁掛け扇風機用コンセント完成。
あとは壁掛け扇風機を買うだけ。

・物価高とはいえケーブル、コンセント等合わせて材料費¥890と意外と安く出来た。

・ほぼコンセントの穴あけしか使わない全然元が取れていないマルチツールですが、下地に合板があると手ノコよりメチャメチャ早くて便利。

・壁に大きな穴を開けるのは”失敗したらどうしよう...”と考える為かなりの勇気が必要で、何度やっても裏に何があるか見えない壁に穴を開けるのは大変。
壁裏に注意!壁に穴を開ける時は、石膏ボードの下に垂木や柱があったり、壁裏にあるかもしれないケーブルを切ったりしないかといつも緊張します。

・業者さんなら30分程でできるであろう作業でも、穴あけにビビって1時間半もかかった。
・高所作業なので脚立から落ちたりしないように注意が必要。
マルチツールを持ったまま脚立から落ちたら大怪我します。
 ご安全に!

・壁掛け扇風機選びに悩みます。
Pソニック・Tヨトミ・Tシバで検討中。

・コンセントは縦に取り付けるのではなく横に取り付けたほうがスッキリして良かったかも?

*あくまで個人の感想です。

 

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