以前から焦げすぎたりする我が家のパナソニック・オーブントースターNT-W50。
基本設計は今は亡きサンヨー時代の2005年発売SK-WQ2(初代?)と同じで、その後SK-WA22となり、パナソニックになってからはNT-W50→NT-T500と外観が少し変わりましたが、パナソニックらしいロングセラーモデルです。
あんなとこや、こんなとこのメーカーでもトースターというのは、いろんな事情で”基本設計は意外と古いのね”、というのを今回初めて知りました。
購入からもう6年程になりますが、ヒーターはまだまだ大丈夫。
でも、今日はトースターの側に来ると何だか熱い!
タイマー止まったままやん!
伝説になった何処かのメーカーのようにホニャタイマーが動作して電源入らずではなく、まさかのタイマー途中停止で電源入りっぱなしの”5年つこうた(使った)のでそろそろ買い替えなはれタイマー動作中”。
2時間ほど前にパンを焼いてからずっとこの位置でタイマーが止まった状態でヒーターが赤く通電しています (¨!
注意書き通りに一旦15まで回してから5にセットしても、なぜか2で止まってしまいます。
ゼンマイがくたびれてしまった様です。
タイマーが切れなくても温度が上がればサーモスタットが働き一定以上の温度には上がりませんが・・・
永遠に入ったり切れたりする1300wの電気代がたまらん。
さらに、側に燃えやすいものがあり知らずに外出していたらと思うと怖くなりました。
未だこの機種と同じ部品と思われるNT-T500が現役のパナソニックですから、タイマーだけ(タイマーだけの部品設定があれば良心的な価格かと思われますが・・・部品は多分一般人には供給不可でしょう)部品注文して自分で交換してあと5年は使う事にしようと思いましたが・・・
秋刀魚、鯖を焼いたので魚臭く、
フライドチキンを温めていたので油がびっしりで、どうしても取れない内部の汚れ。
このモデルの売りだったディンプル加工のピカピカした反射はもう期待できません。
この状態を見て修理は諦めました _| ̄|○
新しいのを買おう!
買っちゃえ、オッサン!
天井部分は高温で焼けて茶色く変色しています(シルバーとか白系はどうしてもこうなりますので、白系はもう買いません)。
とっ手もとっても汚いです。
タイマーが止まったままなので、ふとこんな懐かしいフレーズが頭に浮かびました。
=時間よ止まるな=
罪なやつさ、あ〜パ◯◯◯ック(多分、太平洋の方だと思います (^▽^;) )
どうやら、おっさんの負けだぜ
もう、買い換えよう
ゼ・ン・マ・イ なんて、こんなもんと笑いながら
新品に賭ける
Mm〜 stop the timer
・
・
・
買っちゃえ、オッサン!
という事で時期候補の調査にショールーム家電量販店へ!
コーテマウンジャーは今話題の水を入れて焼くトースターが欲しいとかいうけど(個人的にはこの作りにこの値段はちょっと)、高くて買えません (T△T)
”食パンに霧吹きしたらええやん!”
壊れたNT-W50と同じニューモデルNT-T500を見ると
外装が汚れが目立ちにくい黒っぽいグレーになっている、コストダウンで前面ガラスの模様がなくなり透明になっている以外、基本設計は全く同じに見えます。
マツコさんの虎さんシリーズも気になりますが・・・
*どうも、お店的には象さんよりも虎さんをPUSHみたいな感じがします(時期によって変わります)。
我が家の象さんの電気ケトルが毎日休む事なく5年使っていますが調子がいいので、象さんから探すと、2017年9月に発売されたばかりのET-GM30が気になりました。
デジタルタイマーが付いているのでゼンマイ式の倍ほどの価格になります。
トースターに1万以上というのは我が家ではとっても勇気がいります。
マイコンのデジタルタイマーという事で高温の厳しい条件でも大丈夫か?
と気にはなりますが、ゼンマイタイマーと違い安全そうな気がしたのでこの機種に決定。
オーブントースターの前で、いつものようにスマホでポチポチしていると、店員さんに”何かお探しですか?”と声をかけられ、
”実は密林さんはともかく梅田の駅前あたりではボソボソ・・・”
店員さんにお尋ねすると、金ないねんオーラ全開のしょぼくれたおっさんを可哀想に思ったのか、ちょうど諭吉さんお一人様でしたのでお持ち帰り。
トースターにしては結構重いです。
傷がつかない様に電源コードの置き場がちゃんとあります。
底と両側面にはちゃんと厚めのダンボールが入っています。
それほど高い商品ではないのに、乱暴に扱われると変形する可能性もあり、大陸製商品によくあるフニャフニャなダンボールではなく、お金のかかった上質の硬いダンボール箱に入っています。
電源を入れる前から期待できそうな感じがします。
最近の箱は底にも型番が印刷されています。
最悪、倉庫で商品がひっくり返っていても(見たくはないですが)商品名が直ぐに判って便利 (*^o^*)/
両側面が出っ張っているのでぴったりくっついても少しは安心。
安全のため背面も2箇所出っ張りがあります。
以前のものと違いディンプル加工はされていませんが、この方が手入れが楽です。
金網も簡単に外せます。
NT-W50と比べると横幅が短いです。
レバーひとつで扉が簡単に外せて内側のガラスも簡単に綺麗にできます。
ガスコンロのグリルみたいで、パナソニックには無いこの機能はとっても便利です。
開発チームの中に主婦の方がいるのか?ガスグリルで魚を焼いている主婦でないとこのアイデアは出てこなかったのでは?と思います。
NT-W50やNT-T500シリーズでは食パン3枚しか焼けませんが、これは食パン4枚焼きが出来ます。
NT-W50より横幅が狭くなります。
右側に操作部が無い分NT-W50の方が庫内が広いです。
それにしても汚いプレート(ブラックコーティングではなく元はシルバーです)、何焼いたらこんなんなんねん!
天板部分中央が強度確保の為でしょうか?少し盛り上がっています、個人的には象さんのこんなところが好きです。
奥行きは少し長くなりました。
2台並べてみると操作パネルの分だけ庫内の幅がかなり違います。
マイコン制御部分は右端に配置しないとダメなので(電子部品がヒーターの真下にあるより右端にある方が熱問題に対しては有利だと個人的には思うので)、どうしても庫内幅が狭くなります。
換気口?排熱口?のスリットの位置も違い、象さんは熱を上に逃がす様になっています。
スッキリした左側面と違い、操作パネルのある右側面には熱対策のための大きなスリットがあります。
前面扉が当たる本体部分の上部・側面に凸部があり熱が上に逃げないように工夫されています。
今までのゼンマイをギリギリと回すのと違い、
トーストを焼くのに電源ボタン→トースト→(たまにさくふわトーストもあり)→スタートと操作が増えました。
◯
・外装・とっ手は汚れがつきにくく、汚れが目立たないテカテカしないマットブラック。
最初黒はどうかと思いましたが、白や赤よりも主張しないマットブラックで正解です。
白い電子レンジと並べるとなかなか高級感があるように見えて、昔流行った”黒い白物家電”を思い出しました。
・前面扉が不器用なコーテマウンジャーでも簡単に外せて、掃除がとっても簡単。
・同時に食パン4枚焼ける。
・0.5〜10分は0.5分刻みで設定できるタイマー。
・安全のため電源ボタンを押さなくても10分後には自動的に電源が切れるので安心。
壊れたゼンマイタイマーのためヒーター加熱が止まらないトースターより遥かに安全。
ゼンマイ式タイマーは安価で操作は簡単ですが、子供や高齢者のいるお家には電子式タイマーの方が安心して使えると思います。
地震などで停電した後に、電気が復帰し再度ヒーターが過熱するという通電火災の心配がありません。
・新品で庫内が正方形なので温度上昇が早くて食パンがすぐに焼けます(体感的には以前の半分くらいの時間に感じます)。
・5千円以下の商品と比べると高いだけあり、小さなところに設計者の拘りを感じます。
・店頭のカタログで2017年発売とあったので全くの新製品かと思ったら・・・
旧モデルのET-FM28の発売が2011年なので、色は変わりましたが象さんのフラッグシップモデルとして長期に渡り販売しているというのは、きっと安定した商品なのだと思います(何年持つか楽しみです)。消費電力はET-FM28と同じ1300Wですが、ET-GM30は焼き目のつき難い下ヒーターが2本から3本になってます。
・以前のオーブントースターのように内部の反射板がボコボコしておらず、平面なので掃除がしやすいです。ピカピカしてないので熱反射は劣るかもしれませんが・・・
・手動で温度調節ができるので好みの焼き加減を選べます。
△
・タイマー終了音が象さん電気ケトルと同じ”ピーッ”という音(ケトルと同時になると判りません)で小さいので、もう少し大きな音にして欲しいです(音量調整できればいいのですが)。どこかの電気ポットのように上部が光るというのも良いですが。
・この価格の商品に求めるのも酷ですが、温度調整ダイヤルはラジオのボリュームのようではなく、電子レンジのようにカチカチとクリック感のある方が好き。
・目が悪いので温度調整のボリュームの目盛りの位置が判りづらい。
・手動でヒーターの上下切り替えが出来ない。
・前面ガラスの下にある温度設定メニューの文字はいらない、何も書いてない方がスッキリして好きです。
厚みのあるパンを”サクふわトースト”モードで焼いてみた所、外はサクサク、中はふわっといい感じで美味しく焼けました。
*あくまで個人の感想です。
0 件のコメント:
コメントを投稿