屋外に這わすカメラケーブルを保護するために、何か電線を保護するチューブはないかと検索すると・・・
屋外配線等で良く見かけるベージュ色のPF菅が一番最初に思い浮かびますが、カメラと電源コネクターが付いたままチューブに通そうと思うと、かなり太めのサイズが必要になり見た目がもうひとつ。
10m巻きとかは無く(*切り売りしているホームセンターを見つけました)20〜50m巻きと長くて、どう考えても生きてる間に使い切れません、それに高いです。
雨が直接当たらないところなら黒いコルゲートチューブ(フレキチューブ)でも問題なさそうな感じがします(自己責任で)。
自動車の電装品を取り付ける時に使う黒いコルゲートチューブにスリット入りチューブというものがありますが、電線を入れ得やすいように、縦にスリットが入っているだけで随分と高くなります。
本当はスリットなしのフレキチューブを使うのが一番いいのですが、新たにBNCコネクタ等をカメラ台数分購入し高価な専用圧着工具(カメラを8台取り付けるならCANARE製は無理でもHOZAN製位は是非欲しい)を用意するか、半田付け(仕上がりにちょっと不安が)する必要がありますのでかなり面倒です。
防犯カメラの業者さんならこのような配線処理は細めのPF菅で専用工具を使用して専用ケーブルで長さもぴったり、見た目もスッキリきれいに仕上げるのでしょうが・・・
お願いすると取付工事費がカメラセット代を上回る感じが・・・ (^▽^;)
基本は安い・早い・簡単のお金が無い分カラダを使う、コスパ重視の”お手軽DIY”ですので、
モノタロウで見かけたスリット入りのフレキチューブのようなものがないかとホームセンターで探していたら・・・
エアコンのドレンパイプが黒くなったようなフレキチューブを見つけました。
残業ゼロ、年間休日140日、製造業なのに制服無し、定年70歳、従業員は全て正社員等夢のような超ホワイト企業・未来工業製(二千円払ってでも工場見学に行きたいです)のフレキチューブ10mで税込¥615とお財布に優しいのがちょうどあったので試しに購入。
50m巻きというのがお得ですが、そんなに使いません、天井の隅に黒いチューブが這っているのもどうかと・・・
スリットはないけど、このチューブの硬さ位ならなんとかハサミでも切れそうです。
エアコンの排水用ドレンチューブとよく似ているように見えます。
エアコン用・・・ベージュ、50cmおきくらいにカットしてつなぐようになっている。排水用なのでスリット入りは無い。
二重構造で耐候性があり、低価格。
フレキ・・・黒(オレンジとかベージューもあり)、途中でカットしても差し込んでつなぐようにはなってません。スリット入りもあり。
ケーブル保護というだけありちょっと硬いような気がしますが、ハサミでチョキチョキ切っていきます・・・一心不乱に一気に10m切ったら手のひらにマメが出来て手が痺れました (T T;)
注:ケーブルを縦にカットすることにより変なねじれが出来ますので、カットする前よりも見た目が汚くなります。
*後日近所のホームセンターで黒いスリット入りチューブ50m巻を見つけたのですが、肉厚がこのチューブの半分ほどで、屋外で数年すると紫外線でパリパリと割れそうな感じで、手にすると明らかに柔らかいので今回使用した”手造りスリット入りチューブ”とは別物の様です。
屋外だとどうしてもスリット部分から雨水が入りますので(軒下ならそれほど心配ないかも)、カメラから伸びるコネクタ接続部分はしっかりとした防水対策が必要です。
このフレキのカットはかなり面倒なので、少し高いですが素直にカット入りチューブを買う方が楽です。
ケーブル2本(カメラ2台分)は余裕で収まりますが、カットしたところを広げながらカメラケーブルを入れる(500円ほどで挿入用専用治具は売ってます)のに苦労します・・・指と手がめちゃくちゃ疲れます。
何かいいものはないかと道具箱を探したら、自動車用の内張剥がし”内張ハツリー”があったので二つに割れた先の部分をスリットに差し込んでフレキチューブを広げながらケーブルを入れると、指だけではめ込むより早く楽に出来ました。
それでも、長いケーブルを手で挿入するのはかなり面倒です(真冬はやりたくないです)。
いっそのことHOZANのBNC圧着工具を買って専用ケーブルで仕上げた方が思い通りの長さに出来て良かったかもと少し後悔 (T T;)
工具まで揃えると、見た目もきれいなPF菅で施工したくなりますのでキリがないです。
スリットチューブ(コルゲートチューブ)用の挿入治具が各種あるので、これを使った方が楽に挿入作業ができると思います。
個人的には自動車にも使えるストレートのコルゲートチューブ用挿入工具が1個あれば便利だと思います。
楽に挿入できる様なものはないかと”コルゲートチューブ”、”治具”で検索していたら・・・
アイロンの先っちょみたいな挿入治具が200円ほどで販売されているのを見つけ、これ位なら簡単に作れそうなので、使わないバインダーの表紙カバーを切って作ってみました。
縁の折り曲げた部分は幅広クリップを挟み、ドライヤーを当てながら曲げると簡単に加工できます。
商品には両サイドに2個穴が空いてますが何に使うのでしょうか?
◯
・細い線から太めのケーブルまでオールサイズ対応(試したことはないけど)。
・製作簡単・安価、A4サイズで4個程作れます。
”スケルトン仕様”なのでケーブルがどの位置にあるのか判ります。
軽い力でシューッシューッと面白い様にケーブルが入っていきますので、家庭で数本通すだけならこれでも十分使えます。
ケーブルが収まるとこんな感じになります。
*防犯上の理由で設置場所等の画像はありません。
水が入っては困る所にいつも使うのは2号さんよりちょっと高い古河電工エフコテープ1号さん(1号2号という呼び方が素敵)。
このテープもったいなくてビニールテープのように、これでもかとグルグル巻きには出来ません。
ちゃんと測って無駄のないように使います (^▽^;)
1号さんを巻いた後に、2号さんを巻くのが本来の使い方。
カメラから出ている2本コネクタの接続部には雨水が入らないように、この自己融着テープを伸ばしながらしっかり巻いて、その上から黒のビニールテープを巻いておきます。
カメラは高い位置に取り付けますので、脚立から落ちたりして怪我のないよう
高所作業はご安全に!
カメラの屋外取り付けは無事完了しましたが、製品付属の18Mケーブルを使用したのでハードディスク本体の裏側は余ったケーブルでグチャグチャです。
初めてPF管でケーブルを通してみたら
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