古いスクーター のメンテナンスその3 パンク修理剤を入れたタイヤが外れない!

2020年6月22日月曜日

なんでもDIY バイク

t f B! P L

前回の前輪タイヤ交換に続き今度はパンクしている後輪ですが、後輪タイヤが外れないので切断しました。


前タイヤ10インチ+18年物も大変でしたが↓

今度はもっと大変!

ここまで来るのが大変でした。


バイクを移動するのにエアーを入れてエアバルブを捻るとプシューと音がしたので確認すると・・・
パンクの原因はエアバルブのゴムが劣化して、ホイールとの接触面がひび割れてエアーが少しずつ漏れてました(スローパンクチャーと言います)。
パンク修理剤を注入してもパンクが治らない訳です。
*タイヤ交換時にエアバルブも同時交換した方が良いです。



スクーター の後輪タイヤのナットを外す時しか使わない24mmのメガネレンチを探してきました。

工場出荷されてから初めて緩めるセンターの24mmナットは、例のごとく結構固く締まっていましたが、力技でなんとか外れました。


プロアームのような?片持ちスイングアームなので、ホイールの脱着はめっちゃ早い(注:マフラーを外していれば)のですが・・・


以前パンク修理剤を入れたので、タイヤとホイールがビッチリくっ付いているようで、隙間がなくタイヤレバーが何処にも入りません。


仕方がないのでタイヤをカッターで切ります。

初めてタイヤを切りましたが、ワイヤーが入っているビード部分の切断は無理でも、タイヤ側面ならカッターでザクザク切れます。



パンク修理剤の残骸がホイールにこびりついています。


タイヤレバーが入らないはずです、ホイールとタイヤがガッチリとボンドで固めたようになってます。
これを見るとパンク修理剤を使うのが怖くなります。

ホイールの間にドライバーを差し込んでペキペキ剥がし、ホイールに付着したパンク修理剤を取り除くのに1時間ほどかかりました。


少しでもゴムを柔らかくしようと、朝から直射日光が当たる所に置いておいて温めていた新しいタイヤは、10インチでもゴムが柔らかいので伸びやすく簡単に入ります。


↑個人的には”片持ちスイングアーム”と呼んでいます。

走行距離が少ないのでドラムブレーキのダストも少なく、ブレーキパッドはまだまだ使えそうです。


ブレーキを握って大きな24mmナットをギュッときつく締めて取り付け完了。
疲れました。


・夏場は直射日光でタイヤを温めておくと入れやすいです。


✖️
・タイヤ内部が上記のようになりタイヤが使えなくなる事があるので、パンク修理剤は出来るだけ使わない方がいいです。
タイヤが使えなくなる可能性が高く(最高速が低いスクーターくらいなら掃除すれば大丈夫そうですが、ほぼ使えない)、パンク修理剤がこびりついたホイールの掃除(最悪の場合ホイール交換になります)も大変です。


車に標準装備のパンク修理剤も、山奥で誰も来ない所でどうしようもない時以外は使わない方が良いと思います。
釘が刺さっているなら、車載コンプレッサーでエアーを足しながらガソリンスタンド等まで行く方が良いです。


・エアバルブがひび割れしている場合は、パンク修理剤を使ってもエア漏れは治りません。

・素人なのでホイールが傷だらけになります。


*あくまで個人の感想です。
同じことを真似してなんかあっても責任持てません、全て自己責任でお願いします。


今度はマフラー塗装、まだまだ続きます。


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