いつもの様にYouTubeでまーさんガレージのバイク関連動画を見ていたら、コーテマウンジャーが足用に購入し、プラスチックで覆われエンジンも見えない車体の為、盆栽にもならずただ朽ちて行くだけの長期間放置してあるスクーターをメンテナンスしたくなりました。
最後にガソリンを満タン入れたのは5年以上前なのでガソリンが腐っていそうで心配です。
恐る恐るガソリンキャップを外してみるとガソリンは半分程残っており、強烈な匂いもない様なので、古いガソリンは抜かずに(*エンジン不調の原因になるので古いガソリンは抜いた方が良いです)タンクに注入する燃料添加剤を入れてみる事にします。
*長期不動でシリンダー内の油分が切れている可能性が高いので、ガソリンに少し2サイクルオイルを入れると良いようです。
本家ワコーズF-1フューエルワンは高いので、OEMらしいF-ZEROをヨドバシでポチッと。
レビューをみると古いエンジンの燃料系統の目詰まりには効果がある様です。
日産で使っている添加剤です。
キャブの状態を見るのにエアクリーナーBoxを開けます。
あちゃー!
購入時から十数年無交換のエアエレメントを外して手で触ると、牛乳を入れすぎたカステラのようにポロポロ崩れたので交換します。
*このスポンジの破片をキャブレター に吸い込むと、面倒なキャブOHをしないといけなくなります。
バイクが古すぎて純正品はもうないみたいなので、モノタロウで二輪車用エアフィルター(汎用タイプ)を買ってハサミでチョキチョキして似た様な物を造ろうと思いましたが、ヨドバシで探すと安い社外品があったのでポチッと。
社外品だからでしょうか?スポンジの材質が純正とは少し違う様に感じます。
純正品の数分の1という価格なのでどんなものか心配でしたが、純正品をコピーしたかの様に取り付け穴の位置はピッタリ合うので、社外品でも特に問題なさそうです。
湿式で使うので2ストオイルを塗っておきます。
5年程エンジンを掛けてないので、本当はキャブレターを分解したいところですが、スクーター の為分解がかなり面倒なのと、外したキャブを元に戻すのがメチャメチャ大変なので出来ればやりたくない。
取り敢えずお手軽な10年以上前に買ったキャブクリーナーを試してみます。
*長期不動のバイクはキャブレター内のガソリンが変質して小さな穴が詰まっている可能性がありますので、ちゃんとオーバーホールした方が良いです。
構造上キャブレターの分解は大変ですが、キャブクリーナを吹き付けるだけなら簡単です。
キャブレター周りに見える小さな穴にこれでもかと、キャブクリーナーをプッシューと吹き付けて1日放置します。
頼むぞキャブクリーナー!
更に長期間放置しているので、このままキックすると油分の抜けたシリンダーに傷が入りそうなので、プラグを抜いてプラグホールから5−56を吹いておきます。
翌日、5年程前に交換した格安バッテリーはとっくの昔にダメになっているので、キックの鬼(主題歌を歌っているのが主人公本人だと最近知りました)になり汗だくになるのを覚悟してキックすると・・・
幸い圧縮もちゃんとあるようで重いキックペダルを、2回キックするとプルンプルンとあっけない程簡単にエンジンが掛かりました。
さすがMade in Japan!
不具合の出尽くした?後期モデルだけあります。
*二宮祥平ホワイトベースさんの動画によると、これがホンダ最後の日本製2スト・スクーターらしいです。
◯
・長期間不動の古いバイクにF-ZEROは効果がある様な気がします。
・エンジンがかからない時は、キャブレターをオーバーホールする前に、ダメもとでキャブクリーナーを試してみる価値は十分あります。
これでエンジン掛かればラッキー!
・ヨドバシでF-ZEROやバイクパーツセンターの部品が手に入るのは嬉しい。
一番の難関だったエンジンが無事掛かったので復活に向けてまだまだ続きます。
今度はずいぶん昔に買っておいたウェイトローラーも交換しなくては。
*あくまで個人の感想です。
タイヤが外れません↓
タイヤがくっ付いて外れないのでタイヤを切りました↓
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