前回分解したウォシュレットですが、今度は 水圧の強さが調整出来ないウォシュレットのモーターとノズル部分を分解してみました。
*分解してはいけません!
ノズルに付いている水圧調整用の三菱製モーターのカバーを外すと、中に水と油が混ざったようなものがいっぱい。
Oリング周りから漏れた水が中に入ったようです。
モーター内部に浸水していますがギヤ欠けは無いので、掃除して動かないかと淡い期待をしながら分解します。
汚れが酷くこれでは回りません。
ノズル部分も分解します。
2箇所にパッキンがあり手前の劣化したOリングはホームセンターで手に入りますが...
この高級輸入車のマークみたいなゴムパッキンも劣化しており水漏れしたようです。
こんなパッキンは手に入りませんので、ノズルAssyで交換するしかないですがもう部品供給終了してます。
試しにアリエクで買ったMP24Z DC12V(DC24Vは見つかりませんでした)が台湾から届きました。
世界何ちゃらとかいうのでよく見かけるビニールでグルグル巻きの包。
税関でこんなのがスーツケースから出てきたら別室へ連れていかれそうですが、決して怪しい物ではありません!
開梱したような跡がないのでX線検査だけで通過したようです(知らんけど)。
いつものグレーのビニール袋でペラペラのプチプチに巻かれた品物が届くと思っていたら...
どこかの梱包と違いグッジョブです!
厳重な梱包でこれならどんなに乱暴に扱っても壊れる事はないでしょう。
新品ですが数百円と安いモーターなのでこんな物でしょう。
Nidecってこれなのさ!
最近川口春奈さんがCMしているので気になっていました。
”Nidec入っているの下さい”と言って家電品を買う人はいませんが、知ってる人は知っている、知らない人は知らないまま生きていけます。
見えないところに使われている、そんな縁の下の力持ちNidec製品。
また使うかもしれないので、カシメ部分を丁寧に外して分解します。
DC12VとDC24Vはコイルが違うだけで中は同じかと思ったら、同じMP24Zでも三菱製の壊れた物とはローターは同じでもピンアサインやギヤ等が微妙に違うので、残念ながらこのままでは使えませんでした。
壊れたモーターはこのローターに塗布してあるグリースと水が混ざったようです。
一度元に戻し、ノズルのOリングだけを交換して元に戻して動作させると、動きません。
再度分解するとモーター内に浸水確認、やはり浸水したモーターのコイルがダメなようで動きませんでした。
*同じ事を真似してなんかあっても自己責任でお願いします。
2 件のコメント:
こんばんは。我が家もTCF9011ERと言う一体型トイレを使っていますが、最近ノズルが引っ掛かり、2度おしりボタンを押さないとまともに出ずガガガガと引っ掛かる音が出ています。今日初めて分解して清掃はしましたが、ノズルも経年劣化しているようで治りませんでした。このまま騙しだまし使い。次は分離型トイレを買おうと思っています。これまでトイレもボールタップと繋がった部分等、色々と部品は自分で交換しましたが、部品が無いのはどうしようも無いですね。
コメントありがとうございます。
ノズルを前後に動かすベルト周りの駆動系に問題がありそうですね。
我が家は幸い水圧は緩いですが何とか使えてます。
10年で部品供給不可になるので、ダイヤフラムやパッキン等の共通部品ではないモーターが付いたノズル組立の部品は残念ながら修理できないようです。
今は便器とタンク分離型のタイプに入れ替えようと検討中です。
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