先日ふと風呂ラジオを見ると、パンチングパネル(パンチングメタル、スピーカーの前にある金属製のネット)の下の方が茶色く錆びてます。
お気に入りの風呂ラジオ
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お気に入りの風呂ラジオ
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サビ塗装しているわけではありません。
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1年程経っても錆びるような気配はなかったので、てっきりアルミ製だと思っていたら・・・
やっぱり錆びました。
2千円程の商品にアルミやステンレスのパンチングメタルなんて使う筈ないですから。
ラジオにシャワーを直接掛けたり、誤って浴槽にチャッポンした事も一度もありませんが、水滴が溜まって錆びてしまったようです。
パネルは挿し込んであるだけだと思い、パンチングメタルと本体の隙間に時計の裏蓋外しを差し込んでコキコキ外そうとしましたが、薄い鉄板のため少し力を入れるだけでグニャと変形します。
少し浮き上がりはしますが、外れそうな気配がありません。
どうやら爪部分に防水も兼ねて、接着剤のようなものが塗ってあるような感じなので、とりあえず分解してスピーカー裏側からボンドのような接着剤を取り除き外しました。
*分解しなくても前面から無理やり外す事もできます。
スピーカーのコーン紙は黒いタイプかと思ったら、IPX4の生活防水の為透明の防水コーンでした。
こんなスピーカーでも音割れせず聴き易い音で鳴ります。
どうしてもパンチングメタルの下部に水が溜まるようですので、水が流れるように溝のようなものが欲しいです。
もしかしてアルミ製かな?と思っていたら思いっきり鉄製なので、裏側は錆びてひどい状態です。
見た目はチープでも、金属製に拘らずプラスチックのネットの方が錆びないのでいいかもしれません。
ワイヤーブラシでゴシゴシ擦ってサビを取って脱脂してから、塗料が飛び散らないように近所のスーパーで貰ってきた段ボール箱に入れ、以前ワイパー塗装に使って残っていた錆止め剤入りの艶消しスプレーを3度塗りします。
塗装が乾いたらパネルが変形しないように、爪を合わせながら(爪が柔らく直ぐに曲がるので穴に嵌めるのが結構難しいです)凹ませないように慎重に取り付けます。
取り付けできたら裏側の全ての爪部分に、穴の隙間から水が入って来ないようにシリコンをたっぷり塗っておきます。
パンチングメタルだけは新品のようになりましたので、まだまだ頑張ってもらいます。
よく見るとパンチングメタルが、よくある丸ではなく本体右上の絵にある稲穂のような葉っぱ模様になっています。
◯
・ラジオの機能に問題なくても、二千円ほどの物なので錆びてボロボロになったら捨てようと思いますが、再塗装により見た目が良くなったのでまだ使えます。
△
・お風呂で使用した後は、浴室に置いたままにせずしっかり乾燥させないとスピーカー前面のパンチングメタルが錆びます。
浴室で風呂ラジオを使ったら、ドライヤーで髪を乾かす時にラジオもドライヤーで少し乾かした方がいいかもしれません(自己責任で)。
・パンチングメタルを一度外すと、折ってある角や爪が簡単にグニャっと変形するので、元と同じ様にカバーを嵌めるには難易度が高いです。
*分解・改造は自己責任でお願いします。
同じことを真似して何かあっても責任持てません。
*あくまで個人の感想です。
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