電池交換できない体温計を電池交換する LR41電池が無い!

2020年5月27日水曜日

なんでもDIY 電気部

t f B! P L
コロナが心配なので、いつもの様に体温を測ろうと体温計を出すと”電池電圧低下マーク”が点灯しています。
5,000回(電池寿命は約1万回)はおろか3000回も使ってないけど電池がないようです。

電池を交換しようとカバーをみると、どこにもネジがありません。


数年前に買ったこのテルモ体温計C205は”病院用”で、電池交換できないというのを思い出しました。


早速、新しいテルモ体温計C205を買おうと思ったらコロナ禍の影響で売り切れ!

マスク(今はスーパーでも大量に売ってます)
消毒用アルコール(まだ買えない)
トイレットペーパー(どこでも買える)
ティッシュペーパー(どこでも買える)
パルスオキシメーター(高騰中で手が出ない)
に続き
今は体温計が売り切れ(体温計に使うLR41ボタン電池も売り切れ状態です)。



どうしようかと体温計を眺めていると・・・

矢印部分の繋ぎ目のようなところを時計の裏蓋はずしでコキっと捻れば、電池カバーがパカっと外れそうな気がします。

簡単、楽勝!

と思ったら・・・

グイグイ捻っても傷がつくだけで、まったく開く気配がありません。


この体温計は水洗いできる防浸形の為、電池交換するのに分解出来るような構造にはなってないようです。


電池交換不可の為、電池が無くなれば廃棄しかない体温計ですので、ダメ元でケースを切断します。

本体をバイスに挟んで金鋸で切ります。
*金鋸より、糸鋸かミニルーターで削る方が綺麗に仕上がります。

* 電池交換できない体温計を分解・改造してはいけません。
同じことを真似してなんかあっても責任持てません、自己責任でお願いします。



中の電池ケースを切ってしまわない様に慎重にギコギコする事、数分で切れました。



ピンセットで摘んでボタン電池2個を取り出します。


内蔵の電池はLR41です。

メーカーは何処?

”NL”に”ボタン電池のマーク”がありますが、これがメーカー?のようでこんなの始めてみました。

裏を見ると液漏れの跡が見えますので、電池電圧低下マークが点いたのはこれが原因かもしれません。


電池を買おうと近所の大型家電量販店に行くとコロナ禍の為、体温計に使うボタン電池LR41は品切れで入荷は未定になっていたので、いつものところでポチろうと思ったらメーカー製電池は売り切れで、レビューの評価があまり良くないノーブランドの電池しかありません。

2016年で終わっているので、液漏れするかも?
本当は使いたくないのですが、今は緊急事態なので仕方がありません。

電池が無いかとあちこちの引き出しを探すと、推奨使用期限が切れた電池が2個あったのでテスターで電圧を測ると使えそうなので、とりあえず取り付けてみます。
*使用推奨期限が切れて使用すると液漏れの恐れがあります。
LR41が手に入ったら早急に入れ替えないと!


切断したケースの何処かに繋ぎ目があるのか?と断面を見てみると、ネジ1本外すだけで簡単に電池交換できる体温計と違い、外れる様な構造にはなってません。
どうりでグイグイ捻っても外れない訳です。


このままでは右のカバーがパカパカして外れますので、セメンダインスーパーXで接着したいところですが、次回の電池交換も考えて、簡単に接着部が取れるグルーガンで接着します。



何でも使えるいつものグルーガンの登場。





水洗いする事はないですが、隙間がないように継ぎ目をグルーガンで埋めます。



テストすると無事、電池電圧低下マークが消えているので、はみ出して汚いグルーをカッターで切って綺麗にしておきます。
これでコロナ禍が終息するまで当分使えると思います。


✖️
・防浸形の体温計は分解してはいけません。
分解すると水洗いした時に内部に水が入り故障します。

 2020年5月追記
電池があった↓

*あくまで個人の感想です。













このブログを検索

月別記事

お問い合わせ

名前

メール *

メッセージ *

QooQ