テレビコンセントの増設 5C同軸ケーブルは大変

2021年6月6日日曜日

なんでもDIY

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実家の壁掛けTVのアンテナ線が露出しているので、足元のアンテナコンセントを送り配線用に交換して、壁裏から壁面取付のTVにアンテナ線を通そうとコンセントを外してみると・・・


取付枠を外すと奥には昔懐かしい金属製スイッチBoxが付いており、4K対応ではない古いタイプのネジ止めテレビコンセントに5Cケーブルが接続されていますが、Box内のスペースがメチャメチャ狭くて、5Cケーブル1本でもかなりギリギリみたい。

ここに5C同軸ケーブルが2本も収まるのか?


コーナンで買ってきたパナソニックWCS4711。

青い矢印1箇所ねじ止めするだけという(大丈夫か)見た目はちょっと?でも高シールドで4K8K対応というパナソニック・テレビコンセント送り配線用で、¥1,700程と何故か高いです。

以前ついていたものは側面にケーブルを接続するタイプでしたが、今度のは下からケーブルが出るので、ケーブルの逃げるところが少なく取付場所にかなり制限がありそうな気がします。


送り端子なのに何の表記もありません!

ケーブルを外してネジ止めのカバーを開けると、中に”IN" ,"OUT"の刻印がありました。

カバーを開けずにそのまま接続すると逆に接続する可能性がありますので、INとOUT間違わないように!

外装に何も書いてないので適当につないだら、逆につないでました。。


早速テレビコンセントを入れ替えて5C同軸ケーブルを接続して古い金属製スイッチBoxの中に押し込んでみましたが、スイッチBoxが小さい為どうやっても入りません!


5C同軸ケーブル2本を金属製スイッチBoxに納めようとしますが、コンセント2個にVVFケーブルが2本に、硬くて曲がりにくい太い5C同軸ケーブルが2本入るので、どうやってもケーブルの逃げるところがなく取付プレートがネジ止め出来ません。

同軸ケーブルの締め付け部をみると、ギュッとしっかり締めたのにシールド部が抜けかけており、これは絶対無理!

F型接栓のWCS4811でも5C同軸2本は、このスペースには入らなそうです。

金属製スイッチBoxを外そうかと思いましたが、斜めに桟があり無理して石膏ボードを壊しても大変なので諦めました。


 

仕方がないので、コンセントの横に穴をもう一つ開けてテレビコンセントだけ単独で増設します。


石膏ボードなので穴あけは簡単で、ドリルで大きな穴を開けた後に引回し鋸でギコギコするとあっという間に穴が開きます。


今度はスイッチBoxが無いので背面がスカスカで、5C同軸ケーブルが逃げるスペースがたっぷりあるので、硬い5C同軸ケーブルに負担がかかる事もなく余裕で取り付け出来ます。


アンテナコンセントが無事取り付けできました。




壁掛けTV金具の裏面に垂れ下がっていた電源ケーブルとアンテナ線を、コンベックスを使って壁裏から通して、コンセント+アンテナコンセント を増設できました。

TV壁掛け金具を取り付けると・・・枠の間にギリギリ!コンセントプレートは縦ではなく横向きにつけた方が良かったようです。



今度はTVの真後ろにアンテナ端子がある為、ストレート端子のアンテナケーブルは入らずAmazonで安いL型アンテナケーブルを買いました。


・同軸にF型接栓の加工をしなくても差し込んでネジで止めるだけでOKと簡単です。
でも壁裏で折り曲がって抜けない様に注意が必要。

・一つのコンセントに、コンセント2個口とアンテナ端子を取り付けるより、アンテナコンセント単独にする方がケーブルの取り回しが楽です。


・コンセント裏面にスペースが無いスイッチBoxの場合、ねじ止め式のテレビコンセント送り配線用を5C同軸ケーブルで施工するのは大変です、曲りが強いと抜けそうです。
狭い空間で太い5Cケーブル2本をネジ1本で固定するのは無理がありそうで、ケーブルが無理なく収まるなら、F型接栓タイプの方がケーブルが抜ける心配がなさそうな気がします。

・壁に穴を開ける時は、”壁裏センサー”や”下地探しどこ太”等で壁裏に柱や桟が無い事をよく確認してから開けないと、とんでも無いことになります(経験済み)。

・らくらく端子は一度ネジを止めて抜くと、芯線が曲がるので再度線剥きが必要です。

・5C同軸ケーブルより、室内配線は4C同軸ケーブルの方がメチャ楽。

・金属製スイッチBoxの場合、2個口コンセント(送り配線あり)+アンテナ端子1個(裏面は送り配線で5C同軸ケーブル2本の場合)はかなり苦労すると思います。

・個人的には、らくらく端子より接続が確実そうなF型接栓タイプの方が好き。

同じ事を真似して何かあっても責任持てません、全て自己責任でお願いします。

・IN OUTの接続を間違わないように。

・アンテナコンセントはどれも同じように見えますが、メーカーによって呼び方が違い、電源挿入型、電流通過型、送り端子、端末用等と、結構な種類があり安くはないものなので、購入時は間違わないように注意が必要です。



*コンセントの交換には電気工事士の資格が必要です。

*あくまで個人の感想です。











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