捨てていたみかんの皮で簡単手造り陳皮  

2017年3月20日月曜日

手造り部

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ほぼ毎日剝いているみかんの皮が気になりググっていると、みかんの身より皮のほうにいろんな効用があるらしいので漢方薬にも使われる陳皮を作ってみました。

陳皮は七味唐辛子にも入っているので、うどん県出身のうどん好きとしては結構接種しているような気がします。

*日本薬局方においては陳皮は温州ミカンの成熟した果皮と定義されています。





バルコニーでの野菜の自給自足は鳥害と余りの暑さで生育が悪いため断念しましたが、陳皮なら簡単にできそうです。

今まで何十年間ゴミとしてただ捨てるだけのみかんの皮でしたが、まさか皮を利用する日が来るとは思いませんでした。


皮を食べるので本当は無農薬ミカンが一番安心できそうですが、やはり無農薬物は高いので普通のみかんを使い、皮をむいた後に洗うのは面倒なので、皮をむく前にきれいに洗ってから食べます。

食べ終わった皮は白い筋も捨てずに全て利用します。


 












本当に漢方薬の陳皮として使うなら1年以上乾燥させるほうがより効果が高いそうですがそんなに待てませんので手っ取り早くレンジでチンします。

レンジでチンすると庫内にみかんの香りが漂い、ちょっと魚臭かった臭いもとれるので一石二鳥。

屋外で自然乾燥させるのが一番よさそうですが、時間短縮のために電子レンジで焦げない程度に数分過熱します。
湯気が出るくらいで取り出します、過熱しすぎると焦げますので注意。






電子レンジで水分を飛ばした後、さらにパリパリになるまで大きなザルに広げておきます。

竹のザルが最適ですがそんな大きなザルは持ってませんので、IKEAで買った大きなトレーに広げて乾燥させます。

カビの生えた皮が少しあったので取り除き、芯の部分も固いので取っておきます。



このように出来るだけ皮を小さくハサミで切って広げておくほうが表面積が大きくなり早く乾燥します。


このままお茶を入れる不織布に入れてお風呂に入れるとお肌にもいいというので、浴槽にいれるとみかんの香りがして入浴剤をいれるよりお手軽で、ツルツルになってお財布にも優しくて良いです、ただあまり入れすぎると白いFRP浴槽だと薄く色がつきそうです。






1週間ほど乾燥させてカチカチになったらミキサーに入れて粉々にしますが、ミキサーへの皮の投入量が多いとモーターに負担がかかり故障の原因になるので容器の四分の一くらいの量を入れて攪拌します。

出来上がった陳皮は湿気ない様に味海苔についていた乾燥材を入れたタッパーに入れて保存します。

ミキサに数分かけるとほとんどの皮が細かく砕かれ食べやすくなりました。
みかんを食べすぎたせいか、顔と手のひらが少し黄色くなったような気がします。




早速、手造りR-1ヨーグルトにきな粉、てんさいオリゴ糖を入れてさらに手造り陳皮をトッピングして食べると、ほのかにみかんの香りがして 美味しいです。




きんぴらごぼうにもトッピングするとゆずのような風味が感じられて美味しいです。

毎日食べているせいでしょうか快便で今年の冬は風邪をひきませんでした。

我が家ではミキサーで砕く前の陳皮をスプレーボトルに入れて消毒用アルコールと水を入れて万能洗剤として使用しています。


さらに追加分として今度はレンジでチンせずに自然乾燥した物で作ります。
これだけあれば1年位は使えそうです。







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