IKEAの料理バサミを折ってしまって、コーテマウンジャーの口撃が怖いので新しい料理バサミを買うことにしました。
10年程使っている”ひとりっ子ヘンケルス”の料理バサミが、コストコのラグジュアリーミニクロワッサンが入っている硬い容器でもザクザク切れるので、今度もヘンケル(正確にはヘンケルスなのですが、どうしても”ス”なしのヘンケルと言ってしまいます)を買うことにしてググっていると・・・
中国製では無いドイツ製の双子ヘンケルス(ツヴィリング)が気になりました。
速水もこみち氏が毎朝使っていたのがツヴィリングの包丁(その前はGLOBALだったのでコーテマウンジャーが同社の2本セットを買いました)だったような記憶があります。
一生もののツヴィリングの最高峰クラシック料理バサミ・サテン(昔同じ形のパチモンを買ってすぐに錆びたので捨てました)が丈夫そうだけど高くて買えない。
そこで我が家でも手の届く、ツヴィリングをポチッと。
初めて買った双子さん。
ヘンケルスにも安いの(ひとりっ子・中国製)と高いの(双子・ドイツ製)があります。
ひとりっ子さんは槍のようなものを持ってやる気満々、日本で有名な”HENKELS”の文字があり、この価格にしてはよく切れて長持ち、コスパがよくお財布に優しいのはこっちで中国製。
一方、双子さんは一見丸腰風に見えますが、手にはそれぞれアイスピックグリップとハンマーグリップでナイフを持っているようで、怖くてどこにも隙がありません。
J.A.HENKELSの前に、ひとりっ子には無い”ZWILLING”の文字があります。
刃物には詳しく無いので”ヘンケルス”は知っていても、”ツヴィリング”を知りませんでした。
ひとりっ子より¥600ほど高く、型番は41370−001もちろんドイツ製。
双子さんは誇らしげにドヤッとドイツ製の文字が。
大人の事情かどうかは知らないけれど、ひとりっ子さんはドイツでも日本でも無いので、ひとりっ子マークの側ではなく、裏側に目立たないように?小さくCHINAの文字が。
何故か双子さんはハンドル部分の指を入れる穴が少し小さいです。
ドイツ人の手は大きいと思っていたら・・・
アジアンモデル?のように手の小さな日本人に合わせたかのように、指を入れる部分が意外と小さく、キャップオープナーの構造が違います。
ひとりっ子と違い、双子さんの留め金部分はマイナスネジのようになってます。
先端は双子さんの方が鋭いです。
製造国が違うだけで刃先は同じ形かと思ったら・・・
ひとりっ子の片刃は冷凍食品を切る包丁のように小さなギザギザ(マイクロエッジング加工というらしいです)になっており、ツルツル滑るようなものでもしつかりと食いついて切れますが、柔らかいビニールのようなものはとっても切り難い(切れない)です。
◯
・新しいので何でもよく切れます。
ひとりっ子の苦手な薄いビニール袋やラップもスパスパ切れます。
・先端がとんがっているので薄切り肉でも切りやすいです。
細かなところを切るのには双子さんの方が便利。
・ツヴィリングでもお手頃価格。
・IKEA料理バサミのように、ハンドル部分は少々のことでは折れないと思います。
△
・ドイツ製は中国製よりよく切れるというイメージがあったのですが、ビニール等を切るとき以外は、ひとりっ子さんとの¥600程の価格差の違いがそれほど感じません。
↓
中国製のひとりっ子がよくできているのかも?
・キャップオープナー部分は樹脂よりも、ステンレスむき出しのひとりっ子の方がしっか挟めそうです。
・ひとりっ子の方が、指を入れる穴の部分が大きいため強く握れるので、個人的にはひとりっ子の方が使い易いように思います。
長く使いたいので、
柔らかく繊細なものを切るなら双子、
刃ころびなんて気にせず硬いものをガシガシ切るならひとりっ子
と使い分けるようにしています。
*あくまで個人の感想です。
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