ディスクグラインダーのシャフトロックボタンがどうも中で引っ掛かっている感じがして固くて押し難く、振動で手が痺れる前に親指がつりそうになるので分解してみました。
斜めに溝があるベベルギアは毎分10,000回転で高速回転する為でしょうか？ギアの下にはグリスがあるのに、ギアにグリスが全く付いてないように見えるのが心配です。
ギューイン・・・カリカリカリと大きな音がするのはお財布に優しい”DIY用”と謳うギア周りの精度の問題以外に、ギアに付着していないグリス品質＆注入量にも関係がありそうな気がします。
矢印のシャフトロックボタンの動きが悪いのは、シャフト中で何処かが引っ掛かっているようです。
グリスを全て拭き取ってシャフトロックボタンの先にあるEリングを外そうと思いましたが、Eリングが小さい上にドライバーが入る隙間がなくて外し難く、もし飛ばして無くすと面倒なので、5-56DXを吹き付けると動きがかなりスムーズになり、頻繁に刃を変える事もないのでこれでよしとします。
新しく入れるグリスは、こんな高速回転する所は本当は黒いモリブデングリスが良いのでしょうが、無かったので取り敢えず生きてる間に使いきれそうも無い二十年物のAZ熟成万能グリスをちょっと多めに入れておきます・・・画像を見ると粘度が硬すぎるようでこのような所に付けるグリスには向いてないような気がしますが見なかった事にします。
毎分１万回転で高速回転するとこの固そうに見えるグリスでも跡形もなく飛んでしまいそうですが、ベベルギアにもタップリ塗っておきます。
◯
・5-56DXでシャフトロックボタンの動きが少しスムーズになりました。
・グリスを入れ替えたら、なんだか少し静かになったようで長持ちしそうな気がします。
✖️
・ディスクグラインダーを使う時はいつもドキドキします。
＊あくまで個人の感想です。
ご安全に！
グリスアップしてから無負荷で回転数MAXで2分程回してケースを開けてギアを見てみると、少ないですが以前よりグリスが付着しているようなので,DIYで数分使う位ならこのままでも大丈夫そうです。
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