真鍮をロウ付けしたくなり、バーナーが欲しくなりました。
彫金で使うには 連続使用出来るプリンスガストーチ GB-2001が定番らしく、連続使用3分までの少し安い新富士バーナー スポッストフレームRZ-511CRも良さそうですが、とりあえず安いカセットボンベが使えて、何でも使えそうな新富士バーナーRZ-730をポチッと。
ロウ付けには穴が無数にあいたセラミックボード という物を使うらしいのですが、そんな物は持ってないので、机を焦がさない様にそのへんにあった耐熱煉瓦(だと思う)と、金網、オーブンレンジに付属品として付いていた角皿を使うことにします。
恐る恐る点火してみるとカセットボンベでもゴーッとかなりの炎が出ます。
銀ロウの難易度は5段階中3なので、初心者には難易度高そう。
これだけでちゃんとロウ付け出来るのか?心配です・・・
付属のボンベはバーナー用ということで液化プロパンと液化ブタンが入っています。
いつも使っているカセットコンロのガスはというと、液化ブタン(+付臭剤)だけです。
YouTubeを見てイメージトレーニングは出来たので、早速ロウ付けしてみると・・・
あかん!
何故か上手くロウが乗らずロウだけがコロンと芋ハンダの様に丸くなり伸びていきません。
5回ほど失敗しましたが、対象物をこれでもかと熱く真っ赤になるほど加熱し、切ったロウを載せてから、再びロウが溶けるまで加熱すると綺麗にロウがまわるようになりました。
YouTubeでロウ付けを見ていたら逆作動ピンセットがあると便利そうですが、そんなの持ってません。
そこでピンセットを加工しているのを見かけたので、使って無いピンセットの先を少し切り取って、気持ちV字にヤスリをかけてから折り曲げて作ってみたら、一度挟めば動かず中々便利です。
表面にフラックス が付いたままだと錆びるので、真鍮ブラシできれいに擦ってから、思いの外長持ちしている超音波洗浄器(中国から¥2,700の超音波洗浄器を買った)に入れて洗って完成。
今日からロウヅケラーの仲間入り、いつかは難易度の高いアルミのロウ付けが出来る様になりたいです。
◯
・届いてすぐ使える様にボンベが1本付いて¥1,700程とお財布に優しい。
・ノーブランドの安い物だとこの部分からガスが漏れたりしますが、約60度と少し回すだけですがガス漏れしません。
・操作するのは①ハンドル、②点火ボタン、空気調整レバーだけ。
ハンドルを回して点火ボタンを押すだけと使い方が簡単で、点火し易いです。
・魚の炙り、グラタンやピザの最後の焼き目等いろんな料理に簡単に焦げ目をつけることが出来ますので、ロウ付けしなくてもお家に1本あると重宝します。
・発熱量は落ちますが1本¥100程の安価なカセットボンベが使えるのが嬉しい。
カセットコンロ用に買ってあった3本¥298の安いボンベでもロウ付け出来ました。
・火を使うので怖かったのですが、ロウ付けやってみると面白いです。何でもくっ付けたくなります。
△
・やはり小物のロウ付けには炎が太いです。
火口径22mmと大きい為、ピンポイント熱する小さな細い炎は出ず、彫金などの細かな作業は苦手なので、プリンスGB-2001かスポットフレームが欲しくなりました。
・初めて使う時は炎の勢いにビビリます。
・YouTubeで見れば簡単そうでしたが、実際にやってみると芋ハンダの様に銀ロウが上手く乗らずロウを5cm程無駄にしました。
表面研磨、フラックスの量 、対象物の温度、ロウを乗せるタイミングなど色々ありロウ付けは難しいです。
・銀ロウが高い。
・チャッカマンとは比較にならない程の強力な炎を使うので、爆発しない様に取り扱いに注意が必要です。
・いろんな道具が欲しくなりロウ付け沼に嵌りそう。
とりあえずアリエクでポチッと。
*あくまで個人の感想です。
指焼いても家焼くな! ご安全に!
炎が太いのでもっと細い炎が出るものが欲しくなり
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