ある日、冷蔵庫を閉めようとしたらガッコンといって左の扉が閉まりません。
原因は観音扉(フレンチドア)の左側にある折りたたみ式の縦長扉(回転仕切体?という部品)が開いたままです。
通常は扉が開くとこの縦長扉?は折り畳まれて、扉を閉めると開く構造になってます。
縦長扉の下をよく見ると扉にテンションをかけているバネの根元が金属疲労でポッキリと折れてます。
開閉頻度はかなり少ないのにもう折れるとは、中国製のバネ(多分)で品質がダメなんでしょうか?
この部品価格にすると数百円のバネだけ交換すれば直ぐに直りそうなので、バネだけ注文しようかと思いましたが、この冷蔵庫は販売店の10年保証付きというのを思い出し購入店へ修理依頼しました。
”長期無料保証で安心じゃ!”
無償修理に安心し、電話を切った後で冷蔵庫の中を見ると・・・
冷蔵庫の中がなんだかとっても汚いぞ!
こんなの見られたら恥ずかしい Σ(゚口゚;
サービスマンの方が冷蔵庫の中を見た時に恥ずかしくないよう掃除します(時間の都合で冷蔵室のみですが)。
中の仕切り棚を全て外して掃除するのは2年振りくらいでしょうか?
中の物を全部出しますが、意外と食品が詰まっていてびっくりです。
奥の方には消費期限が2014年というものもあり、こんな時でないと大掃除しませんので丁度良かったです。
この前はいつ掃除したと調べたら野菜室は2年以上掃除してません (^▽^;)
全部取り出したあとを見るとあちこちにネットリした汚れが付着しています。
外せる棚は全て外して洗剤で洗い、最後にアルコールで拭き上げました。
冷蔵庫という事もあり(食品が入っているだけに初期対応が早いです)、翌日サービスマンの方が来てくれましたが、バネのみの部品供給は無くAssyでの交換になり、部品が入荷次第の交換になりました。
パナソニックでは、この仕切り板の正式部品名は"フレンチクロスレールAS"と呼ぶそうで、定価¥2,400と意外と安いです。
わずか数百円のバネだけの部品供給が無い(バネだけの供給も可能にすると部品管理がとっても大変そうなので最近はAssyでの交換になるようです)のはちょっと環境には優しくない様な気がしますが、部品価格がお財布に優しいのは有り難い。
今回は10年保証で修理費は無料ですが、実費修理だと出張費+工料+部品代で1諭吉以上掛かりそうな感じです。
ビス2本と扉開閉検出スイッチ?と思われるコネクタを差し替えて5分程で修理完了し問題無く使える様になりました。
交換後は気持ち扉の密閉性が良くなった様な気がします。
交換されたフレンチクロスレールのスプリングを見ると,折れ難くサビに強いステンレス製強化スプリングの対策品ではなく、折れた物と同じバネの様に見えます。
以前の物には無かったように思うグリスがたっぷり塗布されています。
今回の件で購入時に貰った10年保証書を探すのが大変だったので(電話番号で購入履歴は判るようです)、保証がいつまであるか判る様にテプラで”保証期間確認シール”を作りました。
通常は購入日時と型番が判れば対応してもらえますが、購入商品が多いとオペレーターの方も探すのが大変なので、購入店(地元野球チームやちびまる子ちゃん等あちこちの家電量販店で買っていると判らなくなります)購入日時位は何処かに書いていた方がいいかもしれません。
親は日用品から家電製品まで保証が有る無しに拘らず、買った物の底にマジックで購入日時等を書いてましたので、これも現代人が忘れてしまった昔からある生活の知恵かもしれません。
購入日、購入店、保証期間(商品により変わりますが冷蔵庫なので10年)、念のために10年保証書の管理番号も印刷します。
見えやすい様に照明の下に貼付けておきました。これでいつまで保証があるのか一目で判ります。
冷蔵庫が壊れたら・・・
・どこで購入したか調べる・・・間違って購入店以外で修理すると長期無料保証(冷蔵庫だと10年)が使えません。
・長期保証書を探す・・・購入店が判れば購入履歴でわかりますが、あると安心。
・簡単な部品交換でも工賃が高いので修理費が高額になる場合があります。
*あくまで個人の感想です。
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