ミルク泡立て器が壊れた 乾電池の液漏れに注意

2017年6月6日火曜日

電気部

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5年程前にIKEAで500円程で買った電池式のミルク泡立て器を使おうとキッチンカウンターの奥から出してきてスイッチを入れると動きません。


長い事使って無かったので、電池切れかと思い電池を取り出すと、2本の電池の内の1本が外装が膨らんで盛大に液漏れしています。



やっても〜た!

随分前に液漏れしたようです。この状態では電池受けの電極部分迄流れているのは確実です。



電池ケースの中も液漏れした電解液で少しだけ腐食しているようですが、とりあえず接点復活剤を付けた綿棒で磨いて新しい電池をいれても動きません?

なんで?


とりあえず分解します。


低価格品だけありネジは無く、パッコンと本体をはめ込みしているだけで簡単に分解出来そうなので、爪を折らない様に時計の裏蓋開け用工具で慎重に開腹。

モーター表面に白い粉を吹いてます!

モーターと電極板だけのとってもシンプルな作りです。

スイッチとなる電極板とモーターケースが接触する部分にサビがいっぱいでしたので、磨いて電池を入れましたが動きません。


よく見る緑青の緑ではなく、初めて見るなんだか青い物がポロポロと・・・


モーターを取り出してみるとモーターから出ている電極が電池の液漏れにより腐食して折れてます。リード線がハンダ付けされていたら修理出来そうですがこれはもうダメみたい。


モーター内部の軸受けブラシも腐食してボロボロで触ると折れそうです。
修理は諦め廃棄決定です。


仕方がないので手動式のクリーマーの登場。
これなら電池も入らず壊れないのでとってもエコです。


牛乳を入れて電子レンジで2分程加熱した後、泡立つ迄シュコシュコします。




綺麗に泡立ったのでコーヒーカップへ注いで出来上がり。


電池式泡立て器より洗う手間が増えますが、これなら壊れる事もありません。




こんな低価格品で使う電池なんてどれでも同じ、動けば大丈夫と思っていましたが・・・

液漏れしてしまうと動きません、粗悪な電池の為に修理代が高くついたり、最悪修理不能になります。


やはり電池を入れる時は、よく見てから入れないといけません。

電池は同じメーカー製を使う・・・同じ電池でも電圧が微妙に違うので出来れば同じメーカーを使用するのがベスト(高いけど大手メーカー製が液漏れし難いように思います)。

使用推奨期限が出来るだけ近い物を組み合わせる。

新しい電池と古い電池を一緒に使わない・・・電池の残量が違う為、電池残量の少ない方の電池の液漏れの原因になります。テスターで電圧を測ってみる。

長期間使わない時は電池を抜いておく・・・万が一液漏れしても、電気機器の電池ケースを腐食させたりしないので、これが一番良いです。

*個人の感想です。





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