ほぼユニクラーなおっさんですが、以前から気になっていたユニクロ・シャツの着丈長い問題。
タックインするには全然問題ないのですが・・・
シャツを外に出してタックアウトする着こなし(カジュアルシャツなので殆どの人がタックアウトだと思います)だと、胴長のおっさんでも着丈が長すぎます。
無印良品だとタックアウト前提の丁度良い着丈なのに、何故かユニクロはタックイン前提?の着丈5cm程長い問題。
足が長ければバランスがいいのかもしれませんが...
日本人向けに着丈が短いアジアンフィットバージョンは無いようなので、自分でリメイクするしかありません。
ググってみると男性でも自分で裾をカットして着丈をリメイクしている人が結構いて、カーブも綺麗に縫ってます。
いくらお財布に優しいシャツとはいえいきなりジョキジョキカットする勇気はないので、先ずは着なくなったシャツで練習してから。
直線部分の三つ折りは簡単でも、やはりカーブ部分がシワになり難しいです。
縫製工場にある工業用ミシンの三つ折りアタッチメントだと、こんなカーブでもガーっと綺麗にあっという間に縫ってしまうのでしょうが、折ってアイロンがけして、またシワにならないようにきれいにカーブを折ってアイロンするのがメチャメチャ難易度が高くて大変。
ミシンの扱いに少しは慣れてきたので、裾を50mm程カットしてリメイクしてみました。
ロックミシン糸はたっぷりあるのですが、ここにロックミシン用#90の糸ではまずそうなのでググってみると・・・
ミシンの糸なんて太さが合っていれば何でも良いと思っていましたが、安い物は毛羽立っていたり、切れやすかったりするそうでミシラー の間では”シャッペスパン”の糸が良いらしい(そんな事も知らんのかい!と言われそうですが知らんなんだ)ので#60を数色ポチッと。
1:ロックミシン バージョン
いきなりロックな物を縫うロック魂溢れるミシラー なので先ずはロックミシンです。
練習用シャツがそこそこの仕上がりで縫えたのでリメイクしますが・・・
裾をカットして切った部分をロックミシンで縫って三つ折りにするという裏技をYouTubeで見たので初めて挑戦してみると、定規でチマチマ測らなくてもロックした縫い目に沿って折り返せば良いので、アイロンがけの手間が減らせるみたいで時間短縮できます。
かがり幅4mmでロックミシンで縫ったところは約6mmになり、この縫った部分を折り返します。
縫った後に気が付いたのですが、かがり幅4mmではなく3mm位にするのが良さそうな感じ。
直線部分は中々きれいな仕上がり。
あかん!
ロックしていてもアイロンがけが難しいので、やはりカーブは難しくガタガタでロックな仕上がりですが、着用中は常に動いていれば判りません(笑)。
2:しっかりアイロンがけバージョン
アイロンがけがめっちゃ面倒臭いのでやりたくないのですが、仕上がりが綺麗と思われるアイロンがけバージョンにも挑戦しました。
このシャツも着丈が長いのでハサミでジョキジョキ。
*この後に気づいたのですが、ハサミで切るより、ボタンを全部止めてローラーカッターで重ねて切る方が綺麗に切る事ができます。
60mmも切りました。切りすぎたかも?
切っちゃいましたので、もう戻せません。
折り返し幅5mmを目標に三つ折りにします。
アイロンをしっかりかけた後にクリップで止めてミシンで縫います。
オリジナルの三つ折り部分の幅は約8mm程。
何でやねん?
折り幅5mmでメッチャ攻めたつもりだったのに・・・何故かDIYした方は太めの10mm程あります。
表はオリジナルとほぼ似た様な感じで、どっちがオリジナルか判りません(と思う)。
裏を見ると素人丸分かり。
三つ折り部分の幅が広いのと、下手くそなので縁ギリギリを攻めてません。
◯
・カーブがなければそこそこの出来上がり。
・切った裾部分をロックしてから三つ折りにすると意外と簡単に縫えます。
・着丈直しに街のお直し屋さんだとユニクロシャツが買えるくらいかかりますが、見た目はあれでも数千円節約できます。
・お財布に優しいシャツなので、もし失敗してもダメージが少なくて済みます。
・長かった着丈がジャストサイズになりユニクロ感が薄れます(と思う)。
・シャッペスパン#60をロックミシン糸#90と比較すると、太いので切れ難い、毛羽立ちが少なく表面が綺麗です。
△
・カーブの三つ折りが難しいのであまりやりたく無い。
・扱いの難しい家庭用三つ折りアタッチメントではなく、ちゃんとした三つ折りアタッチメントが使える職業用ミシンが欲しくなりました。
・着丈を短くし過ぎると子供っぽくなってしまうので切り過ぎに注意。
・裾のカーブ部分はシワになりやすく難易度が高いです。
・ロックミシンの調整ダイヤルが多すぎて使いこなせてません。
*あくまで個人の感想です。
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