生地の端をきれいに仕上げるのに ”三巻き押さえ”というものがあり、これを使うとシャツの裾などアイロンでいちいち型をつけてから縫えなくても簡単に縫えるらしい・・・
”そんな便利なものがあるとは、知らんかった!”
ということでいつものAmazonで探すと3個セットで千円程という安いのがあったので,
我が家の古いJUKIミシンで使えるかどうかわかりませんが、安かったのでダメ元でポチッと。
早速ミシンにセットしてみると・・・
3mm、6mmは嵌りますが、4mmが棒を差し込んでいる所の左右の幅が違い全く入りません。
レビューにも4mmが使えないという書き込みがあったのはこの事やったんやね!
表面の問題かと思い上部だけ削ってみましたが入りません。
よく見るとミシンのレバーが入る横棒の幅が4mmだけ、ほんの少し狭いのに気が付きましたのでもっと削る事にします。
そのままでは棒が邪魔なので、小さな棒を叩き抜いてからリューターで削ります。
数分リューターでギュィ〜ンと削ると幅が広がりました。
少し幅が広がりミシンの押さえ棒に4mmがセット出来るようになりましたが・・・
YouTubeで三巻押さえの使い方を見てみると、工業用ミシンの場合はガァーといとも簡単に縫えてます。
”簡単やん!”
早速3mm,4mm,6mm全部縫ってみると、どれも虚しく下の生地を直線縫いするだけで、全く縫えてません。
”あかんやん!”
ジグザグ縫いにしてみると、小さなジグザグは当たらず、大きなジグザグだとなんとかギリギリ縫えるという感じです。
アイロンで型をつけてから、思いっきり生地を引き寄せても最初の数cmはギリギリ縫えても後は縫えません。
工業用の三巻押さえと比較すると、生地を巻き込むところの渦巻形状がどうも違うような気がします。
腕が悪いせいもありますが、押さえを外して生地を巻き込んでからピンセットで押さえて縫ってみたりしましたが、どうやっても縫えません。
レビューでは縫えたという書き込みがあったので、やっぱり
”テクニックの問題なん?”
”こんなん無理、絶対使いこなされへんわ〜”
と思いながら針先をじっくり観察すると縫代に対して針がどうも1mm程左に寄っています(三巻押さえ取り付け位置があと1 mm以上左によっていれば良かったのですが)、どうりでいくら生地を引き寄せても縫えないわけです。
△
・”三巻押さえ”を使いこなすのはかなり難しいらしい。
✖️
・残念ながら我が家の古いJUKIのミシンでは使えませんでした。
純正品もしくは同等品を探します。
同じことを真似してなんかあっても責任持てません、全て自己責任でお願いします。
*あくまで個人の感想です。
このままなら引き出しに入れていつの間にかゴミになってしまうのが目に見えているので、どうせ使えないなら削ってみようと思い、押さえを限界まで左に寄せるために右端を削り、開いた隙間にはスペーサー(ちょうどあったスプリング)をかまして、三巻き押さえが左に寄るように改造したところ・・・
最初の生地を巻き込むのには手間取りますが、生地を左に引っ張り気味に縫うと、初めてなのできれいに真っ直ぐとはいきませんが縫えました。
指で折り目をつけたので少し曲がりましたが、アイロンでしっかりと折り目を付けてから(これなら三巻き押さえを使う意味がないけど)三巻き押さえの渦巻に入り込んでいくようにガイドすれば、真っ直ぐ縫ってくれそうです。
やはり我が家のミシンには取り付け位置が違うようで、押さえ取り付け位置を1.5mm程左にオフセットする事により使えるようになりました。
削って無い側は金属用パテで肉盛りすれば、押さえのブレも少なくなりそうです。
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