押さえに針が刺さるミシンの修理その1 割れそう!

2020年10月31日土曜日

なんでもDIY ミシン

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クマさんを縫おうとすると押さえに針が突き刺さるミシンですが、どうしてもクマさんを縫いたいので、いつものようにダメ元で分解します。

収納カバー風な物のリカバリー 針が刺さる!でもクマさんが縫いたい!

*ミシンを自分で分解しようという人は殆どいないと思いますが、同じ事を真似して何かあっても自己責任でお願いします。

ロックミシンなら外装は簡単に外れますが、これは針がグルングルン動く何やら複雑な構造で、カバーの外し方を間違えると爪をバキッと壊しそうでドキドキします。

こっちは簡単に分解できました

ロックミシン衣縫人の修理その1 初めて買った5-56DX


たった5本程のネジを外してパカっと開けるだけなのですが、この前面カバーの外し方が分からず、あと少しなのに何処かが引っ掛かり外れません。
液晶パネルの無い方のカバーも外した方が簡単なのかも?

無理に外すと爪ポキッと折れそう、本体バキッと割れそうという心配もあり、このカバーを外すだけに汗だくで30分程かかりました。

購入時は中々の値段だったようで、当時の技術をこれでもかと詰め込んだ感が見受けられます。


↓ これを外さないと前面カバーが外れません。


模様調整レバーを抜くのに割れないかと心配でしたが・・・


割れる事なく外れましたが、ネジ止めではなく嵌め込んであるだけなので何度も分解すると壊れそうです。


この前面カバーを外すのにめっちゃ苦労しました。
爪と溝の構造が複雑で、元に戻すのも苦労しそうな嫌な予感がしますが、開けてしまいました。


2本あるベルトは未だ使えそうですが、このベルトを交換しようと思うと大変です。



ここまで分解しないとゴムが付いているストッパーの2箇所に到達出来ません。


"”針棒位置バネ”というゴムが付いているところを探します。


針棒の上部にある”針棒位置バネ”という部品の赤丸部分にゴムが付いているのですが、何もありません。
ボロボロでも原型があれば似た様なものを探すのですが、形がないのでどんな形状でどんな大きさなのかが判りません。

この部品10mm程高さ調節出来るようにはなっているのですが、残念な事に丁度ネジの頭の上に照明のケーブルがあり、側面のカバーを外しただけでは緩めることが出来ませんので、前面カバーを外さないといけません。



針棒の上に劣化してボロボロになったゴムがくっ付いています。
茶色い粒々はここから落ちてきました。



針棒の下側にある”切りはずしストッパー”というこのゴムで、針が右に行き過ぎるのを止めます。
この部品も側面のカバーが外れるように出来ていれば、前面カバーを外さなくて済んだのに・・・


針棒下の”切り外しストッパー”の黒いゴムがひび割れてますので、針棒が右に振れすぎて針がジュラコン製?テフロンの押さえにブスッと刺さりました。
金属製の押さえに交換していたらきっと針が折れたと思います。

ゴムを手で触ると簡単にポロポロ崩れますが、かろうじて大きさと形は分かりますが、元の針棒が止まる位置が判りませんし、調整方法も知りません。

このゴムは針棒の動きを止めるだけなので、同じゴムじゃ無くシリコンチューブでもスプリングでも何でも良さそうです。


ストッパーを外します。


長くなるのでその2へ続きます。

*あくまで個人の感想です。















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