ロックミシン衣縫人の修理その1  初めて買った5-56DX

2020年10月9日金曜日

なんでもDIY ミシン

t f B! P L

久しぶりにロックミシンを使おうと押し入れから出してきてコンセントにつなぎスイッチを入れるとモーターがウ〜ンと唸るだけで全く動きません!


 
壊れたかも?



いつもの様にとりあえず分解しようと前面のプレートを見ると・・・

チャラチャラチャチャチャララ〜♪子供たちが〜 空に向かい〜♪

昭和なオッサンは”衣縫人(IHOJIN)”というと久保田早紀さん(今は本名の久米小百合でキリスト教会等で活躍されてます)の”異邦人”が思い出されます。


ロックミシンが動かないをググると

修理に出すと結構な金額がします→  ダメ元でとりあえず分解、治ればラッキーでも壊す可能性大→ 修理代をケチって素人が余計な事をして修理代が余分にかかるという最悪のパターンの予感が・・・

・ベルトの伸び→ モーター取り付け位置をずらすか、ベルトの交換→これなら超簡単、部品代数百円ほどと安いです。

・モーターのブラシ摩耗→ モーターブラシ交換→ これも簡単、部品代数百円ほどとこれも安い。

・クランクシャフト部分及び回転部分の固着(ロックミシンではこれが一番多い故障原因らしい)→ 上記の部品交換と違いかなり面倒そう(何か機種特有の修理ポイントがありそう)→ 力技で壊すかも?


普通のミシンで使う”ボビン”という物は知っていますが・・・

はずみ車→  普通のミシンにもある右側のくるくる手で回すハンドル
ルーパー→ ウーパールーパーみたいな初めて聞く名前、何これ? 
メス→  生地を切る上下の刃、カッターと呼ばず手術でもする様な感じ
アンテナ→  縫いながらFMラジオが聞けるのか?じゃなくて糸を高く引っ張るために伸ばす棒のことでした。
あこ〜でおんレバー→ 縮み量を調整できるレバーらしい

など初めて知った部品名ばかりで、シャフト部分の周りの駆動パーツ(カム?)は調整可能な六角穴付止めネジで取り付けられているので、下手に触るとカムのタイミングがずれてしまい、調整マニュアルもミシンの修理経験もない素人では糸調整出来そうもなく、キャブクリーナー等の化学の力に頼り修理する”ケミカリスト”&部品交換で修理する自称”チェンジニア”なオッサンはもう壊しそうな予感しかしません。



*同じ事を真似して何かあっても責任持てません、全て自己責任でお願いします。
ミシンは非常にデリケートな機械ですので素人が触ってもっと壊す前に、下手に触らずミシン屋さんへ修理に出しましょう。
無理して回すと壊します!


故障の原因を探しますが
分解しないで判るのは、コントローラーを押してモーターがウ〜ンと唸って回らないのは固着の可能性が高いです。
ベルトの緩みがあるとブーンとモーターの回る音がします。


ベルトの伸びだったらベルト交換だけで済むので楽なのに・・・

と思いながらベルトを見るとちゃんと張ってます。

ほなベルトとちゃうか。


モーター不良かと思いプーリーからベルトを外して、フットペダルを押すとモーターはゴリゴリ言わずに静かに滑らかに回ります。

ほなモーターとちゃうか。

*購入以来一度も交換していないベルトはまだ使えますが、伸びてモーター位置調整の限界に来ているので、もう交換した方が良さそうです。


ベルトでもないモーターでもないということは固着しかあらへんねん!
3ヶ月以上使わんかったら動かん様になるのよ!
機械もんのクルクル回るとこにはこまめに注油せなあかんのよ!
ロックミシンの故障で一番多いのは固着やから(ネット情報によると)!
これが一番多いのよ!
回転部分にベアリングを使わず、ミシン屋さんが修理代で儲けようとする作戦なんよ!(知らんけど)


残念ながら一番面倒なシャフト周りの固着決定です。


ちょっと 固着しただけの 衣縫人 ♪
あとは 潤滑剤を 吹き付けるだけの 衣縫人 ♪


回転部分に5-56を吹き付けて一晩置いてハンマーで優しくコンコン、動かないはずみ車をガチャガチャ。
また吹き付けて一晩置いてコンコン、ガチャガチャ。
長期戦になりそうです。


関西人なのでこれを見ると

556がある時!
556がない時!

とつい口から出ます・・・

関西では有名な551のCM。



シャフト周りの回転部分に5-56を吹き付けようとしたら空っぽ。

”556がない時”状態になったので買わないと。

ボルト等の固着にはやっぱりプロの整備士さんも使っているみんな大好き定番WAKO'SのラスペネRP-C(RP-Lというのもありますが、固着したネジを緩めたい時にはピンポイントで噴射出来るRP-Cがお勧め)でしょう!
ネットで探すとどこのお家にもある5-56の8倍ほどします・・・
お高いです。

そこでラスペネが置いてあるバイク用品店ではなく、ラスペネは置いてないホームセンターで見つけた,ラスペネの半分以下という5-56DXがお財布に優しい税別¥798であったので試しに初めて買ってみました。
これでダメなら今度はラスペネを買います。



ホームセンターで安く売っているノーマル5-56と違い”DX”と付いているだけあり、FOR-PROというのが何だか期待できそうです。



高いだけあり細かいところに届く細い金属製ノズルも付いてます。
この缶を使い切ったらこのノズルだけノーマル5-56につけようっと



動くところに取り敢えず5-56DXをプシュプシュ吹き付けます。


はずみ車がロックしているのかと思いましたが・・・
ロックボタンが固くて全然動きません。


ロックボタンの軸が固着していたので5-56DXを吹き付けて動きをよくします。

この勢いでとにかく分解しますが・・・

長くなりそうなのでその2 へ続きます。


動くようになりました。

明るくなりました

*あくまで個人の感想です。

押さえに針が刺さるミシンの修理その1 割れそう!








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